12月21日（日）イオンモールむさし村山「センターコート」において、都市部の自然環境にまつわる仕事に従事する(株)BiotopGuild代表の三森典彰さんを講師にお招きして、身近な素材からしめ縄作りを開催しました。

しめ縄飾りの素材／藁は、三森さんが有機栽培で育てた「ひとめぼれ」

受付で参加者の皆さんをMoflin(モフリン)が優しくお迎え三森典彰さんによる昔ながらの縄綯い技法のデモンストレーション。一般的な縄と神聖なしめ縄では、綯う方向が正反対になるそうです。藁の束（約20本）を右方向にひねりながら左方向に編み込んでいく—この繊細な手作業こそが最も技術を要する箇所でしたが、三森さんの丁寧で分かりやすいご指導により、参加者の皆さんは見事に美しい縄を完成させることができました！12月26日から28日頃の間に飾り、一般的には1月の第1週くらいまで飾るのが通例です。これは、29日が「9のつく末日」で「苦が待つ」とかけられ、31日は「一夜飾り」と呼ばれ、新年までの日が短く神様に対して失礼とされるためです。もし28日までに飾れなかった場合は、30日に飾るのが良いとされています。

一本一本の藁から心を込めて編み上げた手作りしめ縄で迎える新年は、市販品では決して味わえない深い愛着と共に、忘れられない年明けをもたらしてくれることと思います。全ての回で満席となる盛況ぶりで、たくさんの方々にご参加いただき、ありがとうございました！ 参加者の皆さんからは、「日本古来のしめ縄に込められた願いや作法を知ることができて勉強になった」「手作りならではの温かみで、今年のお正月がより豊かになりそう」「また来年も家族で参加したい」といった喜びの声をいただきました。

「身近な素材からしめ縄を作り、オリジナルの正月飾りで新年を迎えよう！」の記事はこちら

イオンモールむさし村山で開催してまいりましたWILD MIND GO! GO!イベント全9回、これをもちまして今年度のすべての体験コンテンツが終了となります。貴重なお時間を共有していただいた参加者の皆様、そしてイベントを支えてくださったすべての方々に、改めて心からの感謝を申し上げます。