SPECIAL TOPIC
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2016.09.13
食べる冒険へ、GO!GO!

冒険とは何でしょうか?冒険には、何かを発見したり、何かを成し遂げるというようなイメージがあります。遠くへ出かけることは、たくさんの発見や達成感に恵まれる機会でもありますが、少し視点を変えれば、身近な場所でも冒険はできるのです!そのなかでも格別な冒険は、自然にあるものを食べてみることです!都市近郊の小さな自然のなかにも、食べられるものが意外と多くあります。自分で採ったものを自分が食べる。大昔から人間がおこなってきた、この行動から、身近な自然を冒険してみよう!

  • 三浦晋哉

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    自然の中で遊んでいると、たくさんの植物に出会います。子供も大人も興味を持つのは、植物の生態より「この植物は食べられるの?」ということ。実は思いのほか食べられる植物は多いんです。見つけた植物を食べてみると、五感で自然を感じると共にちょっとしたサバイバル気分を体験できます。そんな食べられる植物の一つがクマザサ。今回はパンダだけでなく人間も食べられる、簡単で美味しいクマザサのお茶を作る方法をご紹介します。笹と言うと、七夕かパンダのご飯くらいの意識しかないかもしれませんが、アウトドアフィールドではとても身近な植物。山登りに行くと登山道のわきに群生していることも多く里山でもよく見かけます。クマザサは漢字で書くと「隈笹」。冬になると、緑の葉の縁が白色に隈取られることから命名されています。ただ、笹の仲間の見分けは難しく、クマザサでも白い隈取りがない場合もあるようです。季節を選ばず山にたくさん生えているクマザサですが、厳寒の冬に雪に埋もれてもその緑を保つ生命力は驚異的で、しかも栄養価が高いので最近では健康茶としても注目されています。野外で見つけたクマザサのお茶で、自然からのパワーをもらいましょう。

  • 山田俊行

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    キャンプやバーベキューをしている時に、お箸を忘れたことはありませんか?そんな時に枝でお箸をつくることができれば、何もあわてることはありません。場合によっては自作のお箸のほうが趣もあり、アウトドア感も得られ、愛着もわくので好きになることが多いようです。お箸をつくるためにはナイフワークも必要ですが、基本的な技術を学べば、誰でもつくることができます。ナイフの基本的な使い方を身に付ける方法としても、お箸づくりは最適です。

  • 藤原祥弘

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    それと意識しなければ気がつきませんが、私たちの身近にある野草には食べられるものがたくさんあります。ほんの数十年前まで、身近な山野草の採集は「草摘み」と呼ばれて、楽しみと実益を兼ね備える女性の遊びでした。現代でも、「食べられるものないかな」という視線をもって散歩してみれば、そこここに美味しい野草を見つけられるはず。道草の食い方を覚えて、身近な食べられる野草とお近づきになりましょう!

  • 藤原祥弘

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    野菜とは畑で作られるもの、人間が世話をしてはじめて美味しく育つものだ、なんて思っていませんか? 現代は野菜の品種改良が進んでいますが、人間に育てられる前は、野菜だって自然のなかにあったもの。野菜のなかには、今でもこっそり野生に帰って、道端で自由な暮らしを楽しんでいる「野良野菜」がいます。畑の近くの原っぱや河川敷は、そんな野良野菜の宝庫。雑草のなかに目を凝らせば、意外な場所で意外な野菜を見つけることができますよ!

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