「Bush - 森、藪」における「Craft -(何かをつくる)技能」という言葉の組み合わせからなるこの「ブッシュクラフト」には、使う道具が少ない分、「技能」でカバーするという楽しさがあります。自然から素材を見つける事が多くなり、場所や状況を広く、深く見極める事が必要になるので、自然とのコミュニケーションが自ずと密になるのも大きな魅力です。サバイバル術で楽しむキャンプスタイルとも言えるブッシュクラフトは、実は誰でも気軽に始められる、楽しい「趣味」です。
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「ノッチトップシェルター」とは、こん棒の様な「ノッチ(切り欠き)」を中心に、それぞれの木の梁(はり)が支え合う様に組み合わせてつくる、ティピー型のシェルターです。イメージは、柄の無い傘! ロープなどで「ノット(結び)」を使わずにつくるので、刃物さえあれば設営できるシンプルな方法です。重力によって中心に向かって倒れようとする木が、互い支え合うことで頑丈に固定されるので、一度バランスが取れるとちょっとやそっとでは崩れません。 ただし、バランスを上手く取りながら設営するにはコツが必要。ここでは、そんなノッチトップシェルターをつくる方法をわかりやすく紹介します。一度コツを掴んでしまえは、ずっと役立つスキルになるので、ぜひ挑戦してみましょう!
原始からある生活術「焚き火」! キャンプや野外活動ではなくてはならない存在ですが、何もないところから火を起こし、上手く火を扱うにはちょっとしたスキルが必要です。 「着火、焚き付け、細薪、薪」と焼べて、火種を次第に大きく育てる焚き火ですが、実はいかに熱を閉じ込め酸素を効率よく送るかがカギになります。そのことを意識しながら、火床をつくり火を育てると、思い通りに焚き火が操れるようになります。焚き火の基本は熱を逃さないこと! ここでは、キャンプ初心者でも、野外環境で特別な道具を使わずにできる、4つのブッシュクラフト的焚き火術を紹介します。 4つのブッシュクラフト的焚き火術 ・基本編 ・ディッキングファイヤー ・簡易ダコタファイヤー ・アップサイドダウン いずれも「熱を逃さない」基本的な原理は同じで、環境や目的に合わせた火床のつくり方を変えたものです。異なる焚き火スタイルを知ることで、焚き火の基本的な原理や手法が身につき、環境や目的に合わせた焚き火選びができるようになります。 ※このHow toでは、焚き火スタイルを紹介することを目的にしているため、燃料集めや着火については詳しく触れていません。知りたい方は、他の記事でも紹介されているので、参考にしてみてください。 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/123 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/63 ※ここでは、直下型焚き火を例にしていますが、キャンプ場や施設によっては直火を禁止しているところも多くあります。実施する前には必ず施設のルールを確認しましょう。もし直火がダメな場合でも、焚き火の原理については焚き火台を使ったものにも応用できるので、ぜひ参考にしてください。
#video:1YyfN5wBnAA?showinfo=0&start=0&controls=1&rel=0&cc_load_policy=0&theme=dark&color=white&autohide=0# 「ポットクレーン」をご存知ですか?表紙の写真にあるような、ポット(鍋)を吊るすクレーンのことを言います。これをわざわざ作る目的はいくつかありますが、今回のポットクレーンには次の3点を求めたいと思います。 ・鍋を高めに吊るすことで鍋が炎を遮らないので、暖をとりながらお湯を沸かせたり、調理ができたりする ・炎の大きさを調整しなくても、焚き火との距離を変化させることで、強火、弱火にできる ・完成すると何だかブッシュクラフトの達人になったような気分が味わえる 作り方は色々とありますが、今回は難しい刻みやカットなどが必要ない、本当に簡単に作れる方法を一緒にやってみましょう。せっかくポットクレーンを作るので、強火、弱火が実際に必要な何かを調理しませんか?今回は手軽にワイルドな気分が味わえて、ほっこり美味しい、そして薬効もたっぷり、ブッシュクラフトをする人の間で大人気のPine Needle Tea(松の葉茶)を煎れてみましょう。(ブッシュクラフト通な気分を味わうには、わざわざ英語で言うのも大切です)弱火を上手く使うとさらに美味しくなるんです。 ※火の扱いが許可されている場所で行ってください ※子供は必ず大人同伴で行ってください
#video:oP3IJxOvJLQ?showinfo=0&start=0&controls=1&rel=0&cc_load_policy=0&theme=dark&color=white&autohide=0# ナイフ一本、もしくはそれさえも無い状況で、木材に「窪み」を彫りたい。そんな時に活躍するのが「コールバーニング」と呼ばれるテクニックです。文字通り、コール(燃えている炭)で、バーニング(燃やす)することで、木片の一部分を焦がし、そこを削って行きます。本来は燃えている石炭のことを coal というようですが、今回のように石炭を使わずともコールバーニングと呼ばれます。このテクニックを使えば、食器やカップになり得るくらいのしっかりとした窪みを作ることができます。 今回はその中でも比較的簡単なスプーンの作り方をご紹介します。紙ヤスリなどで形を整えすぎずに、敢えて不恰好なままで仕上げるのも味があっていいと思います。 ※火を扱える場所で行ってください
焚き火をしていて、燃えている薪を組みなおしたい、お肉などを裏返したい、赤く燃える炭を移動したい、だけど火箸を忘れてしまった・・・!なんて時に大活躍するトング(火箸)。まわりにある素材を使った作り方を紹介します。 ブッシュクラフトには焚き火がつき物ですが、なるべく荷物を手軽にしたいと思うと、長いトングを持って行くのはちょっと面倒。だけど焚き火をするたびに、「トングがあれば便利だなあ・・・」なんて思うことは頻繁にあります。この作り方を覚えておけば、好きな大きさに作れますし、帰りに荷物になると思えば、最後は薪にしてし燃やしてしまうことも出来ます。 ぜひ作り方を覚えて、またひとつ荷物を減らしてしまいましょう! 【連載】ブッシュクラフト入門 #1 ペグ作りで覚えるナイフの使い方 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/86 #2 タープと2種類のロープワークでつくるシェルター https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/87 #3 フォックスウォークで地球と歩こう https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/90 #4 トラッキングベーシック https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/96 #5 ナイフ一本で挑戦!快適な焚き火ベンチをつくろう https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/103 #6 マルチに使える薬草ミストを仕込もう! https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/117 #7 サバイバル術「シグナリング」を覚えておこう! https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/124 #8 まわりにある素材でトング(火箸)を作ろう! https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/129
キャンプなどでフィールドに行って、最初にすることといえば焚き火の場作りです。春夏秋冬に関係なく、焚き火を中心にそこで過ごす時間が流れます。火の熱で暖を取り、煮炊きをし、炎の灯りで夜長を楽しむ。離れた場所からでも煙が立ち上る姿を見て、己の庵がそこにあると感じられるなど、火は営みの中心であり、証のようなものになってくれます。 暖、灯、食。人が憩い佇むのに必要な要素が凝縮したその存在は、普段の暮らしの中でも切っても切れないモノ。たとえそのエネルギーがガスや電気などであっても、それが無ければ憩い佇むどころか、生きることもままならないでしょう。そんな無くてはならない存在を、しかも何も無い野外の地べたに作り、楽しみ愛しみながら最大限に活用することがダイレクトボンファイヤー(直火焚き火)の作法です。 このHow toでは、そんなダイレクトボンファイヤーの作り方や、焚き火の火を操る方法を紹介します。 ※子どもが火を使う場合は、必ず大人と一緒に行いましょう。また、直火焚き火を禁止している場所もあるので、あらかじめ施設や場所の管理者に確認しましょう。
焚き火を前にしたくつろぎ方、座り方は沢山あります。お気に入りのフォールディングチェアーを持っていくのもすごく快適ですし、地面に直接腰をおろすのも、気分をワイルドにしてくれます。そんなレパートリーの中に、今回ご紹介する「自作焚き火ベンチ」を加えてみては如何でしょう? 今回御紹介する作り方は、あえて「ナイフ一本」にこだわってみました。そして作り方の過程に、色んなテクニックを詰め込んでみたので、練習にもなります。多少時間と労力がかかりますので、のんびりと、自然を満喫しながら作ってみましょう。 自分で作ったベンチに座り、焚き火に当たりながらコーヒーを飲むひと時は格別ですよ。長時間、焚き火の前に、快適に座っていられます。特に寒いときなどは、直火を低く設けることで足元から腰周り、頭まで、全身に焚き火の熱が伝わりますよ。ぜひお試し下さい。 【連載】ブッシュクラフト入門 #1 ペグ作りで覚えるナイフの使い方 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/86 #2 タープと2種類のロープワークでつくるシェルター https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/87 #3 フォックスウォークで地球と歩こう https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/90 #4 トラッキングベーシック https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/96 #5 ナイフ一本で挑戦!快適な焚き火ベンチをつくろう https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/103 #6 マルチに使える薬草ミストを仕込もう! https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/117
#video:P4uXFdaNMVg?showinfo=0&start=0&controls=1&rel=0&cc_load_policy=0&theme=dark&color=white&autohide=0# ブッシュクラフトでは、テントよりも、タープを使ったシェルター(宿)を設けるのが一般的です。テントのように全方向を壁に囲われていない分、特に冬季などは寒いのでは?という印象がありますが、傍で焚き火をして、その熱を上手に活用できれば、驚くほど温かい空間が出来上がります。 サバイバルする、命を守るために、最も重要な要素と言われる「体温の保持」。風に当たらない、雨に濡れない空間を設けるという事は、体温を保持するための必須条件とも言えるでしょう。 今回ご紹介する方法は、必要な道具もホームセンターなどで安価に手に入り、近所の公園でも練習が出来て、必用なロープワークもたった2種類という、「身近さ」を重視してみました。 休日、例えば親子で近くの公園へ出掛けて、自分達の「秘密基地」を作る!そんなワクワク感を味わって頂きたいです。 【連載】ブッシュクラフト入門 #1 ペグ作りで覚えるナイフの使い方 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/86 #2 タープと2種類のロープワークでつくるシェルター https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/87 #3 フォックスウォークで地球と歩こう https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/90 #4 トラッキングベーシック https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/96 #5 ナイフ一本で挑戦!快適な焚き火ベンチをつくろう https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/103 #6 マルチに使える薬草ミストを仕込もう! https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/117
新連載「ブッシュクラフト入門」が始まります! 「Bush - 森、藪」における「Craft -(何かをつくる)技能」という言葉の組み合わせからなるこの「ブッシュクラフト」には、使う道具が少ない分、「技能」でカバーするという楽しさがあります。自然から素材を見つける事が多くなり、場所や状況を広く、深く見極める事が必要になるので、自然とのコミュニケーションが自ずと密になるのも大きな魅力です。サバイバル術で楽しむキャンプスタイルとも言えるブッシュクラフトは、実は誰でも気軽に始められる、楽しい「趣味」なんです。ぜひ一緒に始めてみましょう! ブッシュクラフトに欠かせないツールの筆頭とも言えるナイフ。折角なので色々な場面で使いたいですよね。でもどうやって使い始めていいのか分からない方も多いと思います。 ブッシュクラフトの醍醐味は、持って行く道具や器具を少なくして、自分で作ること。今回は、タープシェルターやテントを張る際に必要な「ペグ」の作り方を、ナイフの基本的な使い方を覚えながら体験しましょう。 *ナイフは、安全な場所で、ゆっくり時間をかけて丁寧に使いましょう。子どもは大人と一緒に体験するようにしましょう。 【連載】ブッシュクラフト入門 #1 ペグ作りで覚えるナイフの使い方 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/86 #2 タープと2種類のロープワークでつくるシェルター https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/87 #3 フォックスウォークで地球と歩こう https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/90 #4 トラッキングベーシック https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/96 #5 ナイフ一本で挑戦!快適な焚き火ベンチをつくろう https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/103 #6 マルチに使える薬草ミストを仕込もう! https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/117