SPECIAL TOPIC
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2016.09.02
川へ GO!GO!

まだまだ暑い日が続きますね。こんな時期、遊びに行くなら海でも山でなく、川がオススメ! 小川を渡る冒険や、川辺の生き物とお近づきになれる「ガサガサ」、小さな水族館作りなど、この特集では、遊びの尽きることのない川の魅力をたくさん紹介しています。水辺でひんやり、のんびり、川遊びはいかがでしょうか?

  • 菅原一成

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    諸感覚を使って小川を観察し、流れる水には目に見える以上のものがあることを学びます。目、耳、鼻、舌、皮膚といった感覚器官は、周囲の環境を感知するために必要です。感覚を通して受け取った情報を使って、脳は私たちが何を見、聞き、嗅ぎ、味わい、感じるのかを理解します。川は、人間の持つこのすべての感覚を使える理想的な環境です。岩にぶつかり川岸に打ち寄せる水の音を聞き、肌をなでるそよ風を感じ、草むらで奏でられる虫の音を聴きます。川の周りの空気は湿り気を帯び、花や湿った土、様々な物質のにおいを運びます。川の周りでは色々な形をした手触りの様々な物質を手にとることができます。私たちは、日常の生活の中で視覚だけの情報に頼ることがよくあります。身近な自然の中で、視覚だけでなく、聴覚や嗅覚、触覚といった他の感覚を意識することによって、また新たな発見をすることができます。水教育プログラム「プロジェクトWET」のアクティビティ「小川を感じる(Stream Sense)」より※水難事故防止のためにライフジャケットを着用し、河川では、天候変化やダム放水による増水に充分注意しましょう!

  • 増田直広

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    川や池、海などの水辺にはたくさんの生き物がすんでいます。その生き物を一時的に捕まえ、水槽や観察用のケースに入れて自分だけの水族館をつくります。生き物をじっくり観察することで、体の作りや泳ぎ方、特徴が見えてきます。場所を変えると、生き物とその生き物が棲息する環境の関係にも気づくことができます。※水難事故防止のためにライフジャケットを着用し、河川では、天候変化やダム放水による増水に充分注意しましょう!

  • 山田俊行

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    川を横断するときに、橋を使わずに川の中を歩いて渡ります。大地を分断する川は、人間の往来をさまたげる境界線でもありました。その理由は単純明快。物理的に、歩いて渡ることができないからです。この困難を乗り越え、川を渡り切ったとき、その達成感は格別です。時には、まるで自然を征服したように感じることがあるかもしれません。今回は、安全に渡れるところを選びながら、ちょっとした冒険体験をすることになります。ドキドキを乗り越える体験を繰り返すことで自信を育みます。

  • 藤原祥弘

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    強い日差しと高い気温が気がかりで、子供たちを野外に連れ出しづらい夏。しかし、座っているだけでも汗が噴き出すような日こそ、ぴったりの遊び場があります。その場所は……川! 冷たい水でクールダウンできる川なら、真夏日でも安心して楽しめます。浸かって楽しめるような川に出かけたら、挑戦したいのが「ガサガサ」。岸際の草や岩の下の魚を追い出して、タモですくいあげる漁法です。釣りをするにはちょっと幼い子供でも楽しめて、釣りよりも多種多様の生き物に出会えるのがガサガサの魅力。川の生き物とお近づきになるのに、ぴったりの遊びです。※水難事故防止のためにライフジャケットを着用し、河川では、天候変化やダム放水による増水に充分注意しましょう!

  • 石花ちとく

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    ロックバランシング(ストーンバランシング)とは、岩や石を積み上げるアート。素材は石だけ、海辺や河原で、誰にでもできる純粋素朴なアートです。「石花(いしはな)」とは、日本のロックバランシングです。日本人が日本で楽しむロックバランシングの名称として名付けました。和風を意識した「石花」は、盆栽や生け花を連想させ、海外においても概ね好評を得ています。初めて見た人は「あり得ない!」「接着剤?」「出来っこない!」と驚かれます。本当はとても簡単で、誰にでもできて、心から癒される、単純な石ころ遊びなのです。とにかく一度、石ころを立ててみてください。本当に「やれば分かる!」から。ここでは、石花の基本になる「石を立てる」方法を紹介します。余裕がある方は、アレンジにも挑戦してみましょう。

  • 野田岳仁

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    私たちは水がないと生きていくことができません。しかも、その水は質的にきれいでなければなりません。空から降る雨や汚れた水では生活することができないのです。私たちはどのようにきれいな水を手に入れてきたのでしょうか。近代的な上水道が導入される以前の暮らしは、地域の湧き水や井戸といった地下水に頼って暮らしを成り立たせてきました。なぜなら、地下水は川や湖などの他の水源に比べてきれいだったからです。現在でも各地の上水道の水源の多くは地下水に頼っています。なぜ地下水はきれいなのでしょうか。この理由を考えるために、自然のろ過装置をつくって実験してみましょう!地下水は、地上に降った雨などが長い時間を掛けて地中に染みだしたものです。石や砂といった地層をペットボトルのなかに再現して、汚れた水がどのようにろ過されていくのか、大地による自然の浄化力を体感してみましょう!

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