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2016.08.121234 views

川にでかけて自然のろ過装置をつくってみよう!

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野田岳仁

環境社会学者

私たちは水がないと生きていくことができません。しかも、その水は質的にきれいでなければなりません。空から降る雨や汚れた水では生活することができないのです。私たちはどのようにきれいな水を手に入れてきたのでしょうか。近代的な上水道が導入される以前の暮らしは、地域の湧き水や井戸といった地下水に頼って暮らしを成り立たせてきました。なぜなら、地下水は川や湖などの他の水源に比べてきれいだったからです。現在でも各地の上水道の水源の多くは地下水に頼っています。なぜ地下水はきれいなのでしょうか。この理由を考えるために、自然のろ過装置をつくって実験してみましょう!地下水は、地上に降った雨などが長い時間を掛けて地中に染みだしたものです。石や砂といった地層をペットボトルのなかに再現して、汚れた水がどのようにろ過されていくのか、大地による自然の浄化力を体感してみましょう!

READY
準備するもの
  • 【 事前に準備するもの 】

  • 小石(1cmほどの大きさ)

  • 1.5L or 2Lのペットボトル(ろ過装置用)

  • 500mlのペットボトル(ドロ水用)

  • ガーゼ or 脱脂綿

  • ボウル or バケツ(石や砂を洗うため)

  • ハサミ

  • 【 川でひろうもの 】

  • 砂(細かい砂)

  • 砂利(1cm以下の石や砂が混ざったもの)

  • 石(2~3cmほどの大きさ)

  • 炭(河原にBBQや焚き火の残りがあれば活用※無くてもOK)

  • ヤシ植物(シュロ)の皮(他の種類でもOK)

  • 落葉(5枚ほど)

  • 土(ドロ水用)

STEP 1

川にでかけよう

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まずは、川にでかけましょう。河原にでやすい川の上流~中流がオススメです。川にでかけるときは、大人と一緒にでかけるようにしましょう。河原にでたら、ろ過装置をつくる材料となる、砂、砂利、小石、石、炭、ヤシ植物の皮、落葉、ドロ水をつくる土を探し、ひろいましょう。

STEP 2

ペットボトルを切ってガーゼ(または脱脂綿)をつめよう

いよいよ、ろ過装置をつくっていきます。はじめに、ペットボトルを半分に切ります。次に、半分に切ったペットボトルの飲み口の内側部分に、ガーゼ(または脱脂綿)をつめます。ペットボトルの切り口は鋭くなっているので、手を切らないように気をつけましょう。

STEP 3

石を洗ってつめよう

ひろった石(2~3cmほどの大きさ)を、川の水で洗います。次に、先ほどつめたガーゼ(または脱脂綿)の上につめます。隙間ができないように手で押し込みながらつめていきましょう。

MATOME
まとめ

地下水が他の水資源に比べてきれいな理由は、地中の石や砂といったさまざまな層が、汚れを取り除くフィルターの役割を果たしてきたからです。また地中では、小さな微生物が汚れである有機物を分解し、浄化する役割も担っています。ペットボトルのなかに再現した小さな層でも、石や砂の隙間を水が流れていくと汚れが取り除かれていくことが確認できるでしょう。このように、私たちは、自然の大地のろ過という“恵み”を受けてはじめて、きれいな水を暮らしにいただくことができるのです。だとするならば、きれいな地下水をこれからも利用し続けることができるように、川を守ることはもちろん、流域の上流の森や下流の住宅地を含めて、流域全体の大地を守っていく必要がありそうです。この内容は、筆者が企画・監修したVolvic「お水の教室 実験してみよう!」でも詳しく紹介しています。こちらもぜひのぞいてみてください。http://www.kirin.co.jp/products/softdrink/volvic/1lfor10l/omizunokyoshitsu/index.html

GROW CHART
成長スコアチャート
野性2
5知性
2感性
アクティビティ
つくる
環境
季節
春 ・ 夏 ・ 秋 ・ 冬
所要時間
30分~60分
対象年齢
小学校低学年以上
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