夏の気温が40 ℃近くになることも珍しくなくなった昨今。国連の事務総長が「地球沸騰化」という言葉で表現をしたこともうなずけるほど、地球温暖化は加速しています。夏場は屋外での活動を控えるようにうながされることも増えてきましたが、屋外がどこも一様に暑いわけではありません。身近な場所に隠された天然の納涼スポットなら、盛夏でも野外活動を楽しめます。
「カメラオブスクラ」は現代のカメラの基礎となった道具。小さな穴(ピンホール)から入り込んだ光は上下左右反転した像を穴の反対側にある壁に映します。この現象を利用して、カメラオブスクラは風景などを正確にトレースすることに使われました(カメラオブスクラには撮影の機能はなかったため、当時は映り込む像を手でなぞって描画していました)。ピンホールのかわりに安価なレンズを用い、さらに撮影する機能もつけたのがここで紹介する段ボールカメラです。現代では日常的な行為となった「撮影」の源流を素朴なカメラで体験してみましょう。
松葉サイダーは昭和の時代から親しまれてきた素朴な炭酸飲料。松葉についている酵母菌で砂糖水を発酵させて微発泡の炭酸水へと仕立てます。必要な素材と道具は砂糖と松葉と保存瓶だけ。太陽の力と時間を使って夏にぴったりな清涼飲料水をつくってみましょう。
“母なる地球、木々、そして自然にあるなにもかもが、あなたのやることの証人である。”