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2016.09.151303 views

あたらしい親子登山ー楽しく親子で山に登るための10のステップー

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滝沢守生

キャンプよろず相談所 所長

最近、親子登山について、新聞やテレビ、ラジオなどからよく取材を受けるようになりました。長女をはじめ男女3人の子どもたちを、山に連れて行くようになって10年以上が経ち、ようやく自分でも親子登山とはどういうものなのか、実践と経験を踏まえ、ちゃんと整理することができ、人前で語れるようになってきました。
そうしてわかったことのひとつが、親子登山には正解がないということです。よく、親子登山の成功の秘訣やポイントなどを聞かれるのですが、それはあくまでも、わが家の場合であって、それがどの家族のケースにも当てはまるとは限りません。それぞれの家族には、それぞれの個性を持った子どもがいて、年齢や性別、兄弟姉妹構成によって、親子登山の目的や方法は、それぞれ違ったものになってきます。頂上というゴールさえも無理に設定しない親子登山ではなおさらです。もちろん、子どもといっしょに山に行くというリスクに対する認識と、それに備えるための最低限の道具や技術は必要です。しかし、こうすれば絶対に失敗しない、正しい親子登山の方法というものはありません。このHOW TOも、あくまでタキザーさんちの例として、ひとつの参考にしていただければ幸いです。

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READY
準備するもの
  • 登山に適したウェア類

  • 登山靴

  • ザック

  • 水筒(ペットボトル)

  • 登山用の軽量な2、3人用のテント

  • レインウェア

  • ハイドレーション

  • 着替え

  • タオル類

  • お弁当・おやつ

  • 救急セット

STEP 1

山は登るところではなく遊ぶところ

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山登りというと、ついつい頂上をめざしてナンボ。みたいな考え方がありますが、親子登山では、無理に登らなくてもかまいません。山で遊ぶという考え方が重要です。山は遊び場であり、子どもは遊びの天才です。そこらに落ちている小枝や小石でも、なんでもおもちゃにしてしまいます。そんな自由な発想にこちらが驚かされることもしばしばです。時間的な余裕があり、安全な登山道であれば、子どもの興味や好奇心のおもむくまま、子どもの目線で山歩きをしてみましょう。すると思いがけない発見があるかもしれません。

POINT

よりみち、みちくさは大歓迎! ゆっくりと歩くだけで、見過ごしてしまいそうな名もない野花が足元には意外と多く咲いていることに気づくものです。

STEP 2

どんな道具が必要か?

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よく、「親子登山を始めたいのですが、まずは、どんな道具が必要でしょうか?」という質問を受けます。リュックサックかレインウェアと言いたいところですが、まず最初にテントを買うといいかもしれません。必要かと言われれば、取り急ぎ必要ないかもしれませんが、登山用の軽量な2、3人用のテントを買ってしまうことをあえておすすめします。子どもはテントが大好きです。家の中で張って遊ぶこともできますし、お庭などがある家ならもっと楽しいでしょう。子どもといっしょに、まずは外で寝てみる、という非日常の野外遊びから入ってみるといいでしょう。

POINT

いきなり山登りをするのではなく、子どもの興味をまずは、自然に向けることから始めるのが、長期的に子どもと山に行く秘訣です。

STEP 3

いつ、どこに行くか? 親子登山に適した山選び

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各家庭によって子どもの体力や年齢などはまちまちなので、いちがいには言えませんが、兄弟姉妹がいる家なら、いちばん下の子の体力やペースにあわせてコース選びをして下さい。例えば標高差が300mある山の場合、大人は1時間で登れますが、子どもは2時間かかります。さらに休憩時間も含めると、上り下りで約5時間はかかります。朝9時に登り始めても下山は14時になってしまいます。
最近は、ガイドブックに載っているような有名な山は、休日ともなると、人が多くとても混んでいます。だからといって、誰も行かないようなマイナーな山というのも、ルートが整備されていなかったり、アクセスが悪かったりと、親子登山にはあまり向きません。
なので、初めて行く方は、情報量が多い人気の山を選び、早朝登山を心がけてください。前夜発で移動して、まだ朝日が昇らないうちから登り始め、昼食は下山してから食べる。そんな時間差行動をしてみることで、有名な山でもずいぶんと静かな山のぼりが楽しめ、行動時間にも余裕が出てきます。
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MATOME
まとめ

日ごろ、遊ぶ時間が多い子ほど、もっと遊びたいと思う欲求は高く、遊ぶ時間が少ない子ほど、遊ぶことに対しての興味が少ないそうです。統計によると、子どもの遊ぶ時間は年々減り続けています。このままだと、遊ぶことのできない子どもが増えてしまいます。遊びは、子どもが唯一、自分で「今」を決めることのできる貴重な時間です。子どもの自立や成長にとって欠かせないものなのです。
親子登山を通じて、そんな遊びの時間をいっしょに過ごすことができれば、それで親子登山は成功です。頂上に行けなくても、雨が降ってきても、親子で楽しい時間を共有することができればそれで十分です。山登りに決して見返りを求めてはいけません。

GROW CHART
成長スコアチャート
野性4
3知性
3感性
アクティビティ
その他
環境
季節
春 ・ 夏 ・ 秋
所要時間
半日
対象年齢
4才以上(保護者同伴)
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