HOW TO

How To一覧
テーマ:自由研究
  • 棒とそこに張り渡した弦、弦の震えを共鳴させる筒の3つで構成される一弦琴はもっともシンプルな弦楽器です。単純な構造なのに(単純だからこそ?)、弦を押さえる位置を変えれば、無段階に音を変化させることができます。あらゆる弦楽器の原初にある一弦琴を作って、音楽の不思議に触れてみませんか。

  • 日本で紙がつくられるようになったのはおよそ1500年前。その製法は日本で独自に編み出されたとも大陸から伝来したともいわれていますが、どちらにせよ日本人は野山の植物から繊維を取り、それを紙に漉いてきました。現代の製紙業では木材を化学的に処理して繊維を取り出して紙にしますが、昔ながらの紙漉きでは植物から強靭な部位を取り出して重ね合わせて紙にします。プロの漉く和紙のように均一にはなりませんが、まったくの初挑戦でも文字を書ける強さのある紙を漉くのは難しいことではありません。

  • 三森 典彰

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    私たち人間は、意識しているものも意識していないものも含めて、とても多くの自然の恵みを受けて暮らしています。そのうちのひとつに“香り”のもつ力があります。香りは食べ物や飲み物を多彩にいろどり、ときには精神を落ち着かせたり、元気づけたりもします。香りを形づくる成分の中には、気分への作用だけではなく実際に身体に作用するものもたくさんあります。私たちの日常は、自分で意識しているのよりもずっと多くの場面で香りの力に支えられています。今回はそんな香りの力を自然界から抽出する方法をご紹介します。その名も「水蒸気蒸留法」。専用器具があればより効率良くエッセンスを抽出できますが、家庭にある調理器具でも手軽に香りのエッセンスを集めることができます。それぞれの方法について原理から解説します。

  • 今、図鑑が人気です。さまざまなジャンルに、いろんなタイプの図鑑がありますが、図鑑をひと言で言い表せば「いろんな種類ものを図とともに網羅的に掲載して解説する本」といえるでしょうか。多くの場合、生き物の名前を調べたり、分類や形態、生態などを調べるときに使われますが、図鑑を見ても「載ってない」「わからない」という経験をしたことのある方もいるでしょう。また、今の時代では、紙の図鑑よりも「WEBで検索」したり「SNSで聞く」「アプリで充分」という考えもあるかもしれません。しかし、図鑑は研究者やその生き物をずっと見てきた執筆者が1冊にまとめており、信頼度や安定感においてWEB上の情報とは比べものになりません。そうした図鑑はあなたの先生となりパートナーとなります。ここでは、生き物の図鑑を日々作っているわたしたちが、ともすればとっつきにくい図鑑の攻略法をお教えします。さぁ、あなたも図鑑と一緒に自然の世界を探索しましょう。

  • 成瀬恵理

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    鍛金(たんきん)とは、金属の板を金鎚で叩いて形を作る金属工芸の伝統技法です。鍛金の歴史は古く、その歴史は紀元前メソポタミア文明の頃にまで遡ります。一番最初に使われた金属は銅や金、銀であったと考えられています。鍛金は、手に握った金槌で金属を叩いてかたちづくるシンプルな技法でありながら、古代から今日まで受け継がれてきました。現代の金属製品は大量生産が主流となっていますが、あえて手間と時間をたっぷりかけてつくる鍛金のうつわたちは、温もりのある愛おしい一品となるでしょう。また、鍛金を深めていくと、「道具をつくるための道具」を自作する必要が訪れます。それは物づくりを根源へと遡るような体験です。鍛金は少しだけ手強いですが、それだからこそ、手仕事をすることの意味と価値を教えてくれるでしょう。

  • 柴田佳秀

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    都市は、人間が暮らしやすくなるように設計された環境ですから、自然のなかで生きてきた鳥たちにとって棲みやすい環境ではないはずです。しかし、そんな都市にも鳥が棲んでいます。それどころか最近になって、わざわざ都市に進出して暮らしはじめた鳥もいます。そんな鳥たちを観察し、その理由を探るのが都市鳥ウォッチングのおもしろさ。理由を知れば知るほど「生きものってすごいなあ」と思わずにはいられないのです。さあ、皆さんも都市鳥に出会って、そのしたたかな暮らしぶりを見つめてみませんか。普段見ている景色が一変すること間違いなしです。

  • 長野修平

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    朝の食卓に木のバターナイフやスプーンがあると、とても気持ちよく1日をスタートできます。そんな天然素材の木製カトラリーをお店で買ってくるのもいいけれど、もし自分で作れたら最高だと思いませんか。僕はそんな暮らしがしたいと思って、木を削って暮らしの道具を作ってきました。これまで、木を加工して物を作るときには何年もかけて乾燥させた木材を買ってきていましたが、あるとき出会ったのがスウェーデンの木工家のパフォーマンスでした。なんでも彼は、切ったばかりの生木からスプーンやヘラを削るというのです。生木は柔らかく、ナイフでもザクザク削れるため、自由なデザインの形に削り出すことができます。この技法は生木=green wood、ナイフで削る=cavingをくっつけてグリーンウッドワークと呼ばれています。その後、彼とは日本やスウェーデンのイベントで繰り返し会い、生木から削ることの面白さや奥深さ、生木ならではの削り方、そしてグリーンウッドワークが身近にあるスウェーデンのライフスタイルまで様々なことを見せてくれました。ここではそんなグリーンウッドワークの世界をお伝えします。

  • 自然は偉大なアーティスト!その細部を観察すると、ドキドキするほど感動させられることがあります。植物で見られる「葉脈(ヨウミャク)」もそのひとつ。筋状や網目状などに広がる葉脈は、まるで緻密に計算されたアート。少し手を加えると、身近に楽しめる自然のオブジェになります。「透かしホオズキ」は、ホオズキの紙風船のように膨らんだ袋部分を、水に浸けておくことで葉肉を腐らせ、丈夫な葉脈だけを取り出したもので、その形や造形をじっくり観察することができます。ここでは、そんな透かしホオズキのつくり方を紹介します。誰でも簡単につくれるので、お盆で余ったホオズキを使って、観賞用や自由研究に試してみてはいかがでしょうか?※他にも、重曹を使って短時間で葉脈を取り出す方法も紹介しています。「葉脈標本を作ってみよう!」https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/94

  • 真島辰也

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    例えば、雨に降り込められたキャンプ。せっかくフィールドにいるのに行動しにくい日には、私は野の素材のハンドクラフトを楽しみます。特別な道具を使わず、その場の素材で作れる点で優れているのが生の蔓で編む蔓かごです。一般的に、蔓や割いた木の繊維でかご等を編む場合は事前に蔓を水で戻す作業が必要ですが、採集したばかりの蔓は柔軟性が高いのでそのまま編み始められます。強度と柔軟性さえ確かめられたら、名を知らぬ蔓も素材にできるのが蔓かごの魅力。名前を知る前に草と仲良くなることができます。\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから

  • 奥山英治

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    森、海、川、山、原……。さまざまな環境が生き物観察のフィールドになりえますが、なかでも多様な生き物を一度に目にできる場所が潮だまり。魚や貝、カニ、タコ、ヒトデといったバラエティに富む面々を特別な道具や修練なしでも簡単に見ることができます。潮だまりにこんなにも生き物が多い理由は、潮の満ち引きに合わせて陸と海が入れ替わる特殊な環境だから。大潮の日の数時間、海が公開してくれる生き物の世界をのぞいてみませんか?\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから

  • 宮原 悠

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    食卓に欠かせない伝統食のひとつ、豆腐。日本人にはとてもなじみ深い食材ですが、実際に作ったことのある人は少ないのではないでしょうか?豆腐の素材は大豆を絞った豆乳とにがりです。豆乳に含まれるタンパク質をにがりで固めることによって豆腐は作られます。それでは、にがりとはいったいなんでしょう。その正体は海の水。海水を煮て水を蒸発させると、最後に塩といくつものミネラルを含んだ溶液が残ります。この溶液がにがりです。にがりと塩を作るのは簡単。海水を煮詰めて濾すだけで塩とにがりを分離できます。いくつかの鍋と豆乳があれば、自分で取ったにがりで豆腐を作ることができます。今度の海遊びでは、美味しい豆腐を海の水から作ってみませんか?\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから

  • 虫のこと、嫌いですか? 私は好きです。多くの人に虫のことを好きになって欲しいです。なぜかというと、虫や草が好きになると、それまでとはちょっと違う世界が見えてくるように思うのです。「虫たちのように、ヒトも自然の生態系の一部になるような暮らしがしたい!」そんな思いから田舎に移住し、畑をつくり、そこを虫草農園と名づけました。野菜を育てることで虫や草が育ち、畑に集まってくる生き物たちに小さな生態系をつくってもらい、彼らの力も借りながら人はほどほどの分け前をいただく。虫草農法では、収量の最大化より多様性を高めることを目指し、生き物とともに野菜をいただきます。虫や草にも手伝ってもらう農法の魅力を、いま絶滅に瀕している里山生物たちに代わって、紹介したいと思います。\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから

  • 藤原祥弘

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    日々の生活のなかで生み出される家庭ゴミのうち、全体の3~4割にも及ぶ生ゴミ。そして、生ゴミの8割を占めるのが水分です。収集されたゴミは焼却場で灰にされますが、燃えることのない水を蒸発させつつゴミを焼却するのは、とても非効率です。自治体によっては生ゴミを減量するために電気式のコンポスターの購入に補助金を出すところもありますが、生ゴミの軽量化や分解のために電気を使うのは、焼却場とは別の場所に負荷をかけかえるようなもの。生ゴミの元は命ある食材です。灰にして埋め立ててしまえば命の循環から外されてしまいますが、ある処理方法を行なえば、生ゴミはもう一度命の環のなかへ戻っていきます。焼却場の負担を減らし、収集日までに発する悪臭を防ぎ、処理にエネルギーを使わず、生ゴミを再び生かすその方法とは……土に埋めること!自然界には生き物の亡骸を土に戻すシステムが働いています。この力を使って庭先で生ゴミを分解してみましょう。\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから

  • 瀬尾一樹

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    一歩外に出るとさまざまな場所に、木はたくさん植えられています。そして、木の幹や枝が切られると断面に現れるのが「年輪」です。木が一つ年を取るごとに年輪の輪っかが一つ増えていくことはみなさんもご存知かもしれませんが、それ以外にもその木がどんな環境にいてどのように生きていたか、年輪にはその道筋が刻み込まれています。もちろん、年輪は断面の一つに過ぎないので全てがわかることはありませんが、年輪から得られる情報は多いです。また、年輪は一年中観察でき、街中の公園樹や街路樹など身近に見つかるのが嬉しいところ。年輪を探して、木の一生を読み取ってみましょう!

  • 鈴木純

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    冬枯れの樹木を見上げて、「あれ?あんなところに鳥の巣が?」と思うものがあったら、それはもしかしたらヤドリギかもしれません。樹上にポンポンと丸いものがついている様子は、可愛らしくもあり、不思議でもあり、植物好きな人でなくても、つい気になってしまう存在です。今回はそんなヤドリギがどんな植物なのか、せまっていきたいと思います。ヤドリギは冬以外の季節でも見ることができますが、冬に観察するからこそ楽しめる現象があります。今年の冬はヤドリギのことをよく知って、気になる存在にしてみましょう。「半径100mで探す!冬芽の顔あつめ」https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/224「植物の謎解き ひと足早く春の植物観察に出かけよう!」https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/226「早起きの植物を探しにいこう!」https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/232「秋は、植物の旅を観察しよう!」https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/237