HOW TO

How To一覧
テーマ:アクティビティ
  • 藤原祥弘

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    夏の人気の遊び場といえば……川! たくさんの生き物が暮らし、透明で冷たい水の流れる川は、いくつになっても心躍るフィールドです。そのいっぽう、川は大きな事故が起きやすい場所でもあります。若い頃にリバーガイドとして働き、一般の人より川や水の流れに詳しい私でも、子どもを連れて川に行くときは「今日こそ事故を起こすかもしれない」と常に緊張しています。驚くほど簡単に、水は人の命を奪います。悲惨な事故を防ぐには、川の危険を知って万全の準備をすることが必要です。入門者にも簡単に実践できる原則を知り、楽しく水遊びをしましょう。

  • 宮原 悠

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    皆さんは五穀豊穣という言葉をご存知でしょうか。現在の日本人の主食といえば米ですが、その他にも麦、粟(あわ)、黍(きび)、そして豆を加えた5種の穀物は米と同様に大昔から日本の食生活に欠かせない主要作物でした。その中でも豆=大豆は、育てるのが容易で収量も多く、古くは縄文時代の遺跡からも大豆の原種であるツルマメの痕跡が見つかっています。今回紹介する納豆はそんな五穀のひとつ、大豆を使った日本の伝統発酵食です。微生物の働きで豆の栄養価をさらに高めた納豆は、実は特別な道具を使わず家庭で作ることが可能です。納豆作りにチャレンジして、目に見えないミクロな自然を感じてみましょう。

  • 唐澤 敏哉

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    生まれては消えていく波。それはまるで生き物のようです。しかし、神秘的に思える波も地球物理の原則によって発生します。そして、自然の恩恵を楽しむサーフィンにも、その裏には科学的な原理・原則が潜んでいます。科学的に波を理解し、良い波に巡り会えるようになりましょう。

  • 荒井裕介

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    人間が生きていく上で必要不可欠な「水」。健康な大人は、1日に体重1kgにつき約35ミリリットルの水が必要と言われています。これは体重50kgであれば約1.7リットルにもなり、山や森の中など、数日間野外で生活するとなると、持ち運ぶのもひと苦労です。サバイバル技術の中には、河川や湧水から水を採る方法がありますが、もし近くに水源がない場合にはおすすめの方法があります。それは、地面に穴を掘って、草木や地面が持つ水分を気温差を利用して集める方法です。集めた水は濾過や蒸留、煮沸が必要ないので、そのまま飲むことも可能です。ここでは、実際に森の中で気温差を利用して水を集める方法を紹介します。必要なのは、マグカップと大きめのポリ袋、そして穴を掘るためのシャベルのみ!簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。注意※野外での飲料水の採取には危険と責任が伴います。安全に自信が無いときは口にしないでください。※この記事は、水の採取方法をご紹介するもので、安全性を保障するものではありません。※気温が氷点下を下回ると水が凍って使えない手法なので、氷点下を上回る環境で挑戦しましょう。

  • 藤原祥弘

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    年々、苛烈さを増していく日本の災害。地震、台風、水害……。自然災害はどこか遠くの出来事ではなくなり、明日にも自分にふりかかるかもしれないものになりました。「いざ」に備えて、道具や食料を用意しておかなくては……と、誰もが思っているでしょうが、防災についての情報が溢れかえり、何からそろえれば良いのか分かりづらくもなっています。そんな時、ヒントになるのがキャンプです。ライフラインから離れた場所で生活をまかなうキャンプには、防災のノウハウがたくさん詰まっています。そして、防災を意識したキャンプのキーワードになるのが、「保温」と「補給」です。この2つを前提にするだけで、被災時にどんなものが必要か明確になります。普段から被災時をイメージして道具を用意し、キャンプを楽しんでおけば、災害に余裕をもって対峙できます。

  • 川口拓

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    「ポットクレーン」をご存知ですか?表紙の写真にあるような、ポット(鍋)を吊るすクレーンのことを言います。これをわざわざ作る目的はいくつかありますが、今回のポットクレーンには次の3点を求めたいと思います。・鍋を高めに吊るすことで鍋が炎を遮らないので、暖をとりながらお湯を沸かせたり、調理ができたりする・炎の大きさを調整しなくても、焚き火との距離を変化させることで、強火、弱火にできる・完成すると何だかブッシュクラフトの達人になったような気分が味わえる作り方は色々とありますが、今回は難しい刻みやカットなどが必要ない、本当に簡単に作れる方法を一緒にやってみましょう。せっかくポットクレーンを作るので、強火、弱火が実際に必要な何かを調理しませんか?今回は手軽にワイルドな気分が味わえて、ほっこり美味しい、そして薬効もたっぷり、ブッシュクラフトをする人の間で大人気のPine Needle Tea(松の葉茶)を煎れてみましょう。(ブッシュクラフト通な気分を味わうには、わざわざ英語で言うのも大切です)弱火を上手く使うとさらに美味しくなるんです。※火の扱いが許可されている場所で行ってください※子供は必ず大人同伴で行ってください

  • 宮原 悠

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    だんだん気温が低くなり、空は澄み渡り、焚き火が恋しい季節になってきましたね。そんな時大人気なのが、温かい食べ物。中でも焼きいもは、焚き火とセットの定番おやつ!昔は石焼きいも売りのトラックをよく見かけましたが、最近はスーパーでも見かけます。アウトドアで気軽にチャレンジできる焼きいも、上手に作ろうとするとなかなか奥が深いもの。ちゃんと火が通っていない、思ったより甘くない、焦げてしまった、、、皆さんも苦い経験があるのではないでしょうか? 今回は、キャンプでは一般的な、ピラミッド型の焚火台を使って、美味しい焼きいもの作り方をご紹介します。さつまいもが甘くなる仕組みを理解すると、誰でも簡単に甘い焼きいもが作れるようになります!科学の視点から芋を理解して、この冬、焼きいもマスターを目指しませんか?※注意事項・調理をする際は、やけどなどに十分注意して、必ず大人と一緒に作業するようにしましょう。

  • 藤原祥弘

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    9月はシュノーケリングに最も適した季節。海水温は8月とそれほど変わりませんが、初秋の磯は盛夏のころより魚の数が多くなり、透明度もぐんと高くなります。つまり、真夏並みの水温がありながら魚影が濃いのが9月の海なのです。シュノーケリングで海中散歩するだけでも十分楽しめますが、狩猟本能が発達した人におすすめしたい遊びが「泳ぎ釣り」。泳ぎながら魚の潜んでいそうな場所を探し、そこに餌を送りこんで釣り上げるアグレッシブな釣りです。魚の姿を見ながら釣り上げる泳ぎ釣りは、種類ごとに異なる餌の取り方や、生態の違いを観察するのにもうってつけ。いろんな餌やアプローチで魚たちにせまってみましょう。【連載】野生児育成計画#1 大潮の夜を探検! 真夜中の磯遊びhttps://gogo.wildmind.jp/feed/howto/67#2 「水切り」と「遠投」をマスターせよ!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/79#3 木の枝からパチンコを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/93#4 焚き火を使って「干し肉」を作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/97#5 春の小川で「草摘み」に挑戦!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/100#6 潮干狩りで狩猟採集生活にデビュー!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/102#7 空き缶でウッドガスストーブを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/112#8 五寸釘を七輪で熱してナイフを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/118#9 夏の夜の雑木林を探検!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/127#10「カラムシ」の繊維で紐を作ろうhttps://gogo.wildmind.jp/feed/howto/135#11 魚の多い秋の磯で、シュノーケリングで泳ぎ釣り!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/141

  • 長野修平

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    キャンプなどでフィールドに行って、最初にすることといえば焚き火の場作りです。春夏秋冬に関係なく、焚き火を中心にそこで過ごす時間が流れます。火の熱で暖を取り、煮炊きをし、炎の灯りで夜長を楽しむ。離れた場所からでも煙が立ち上る姿を見て、己の庵がそこにあると感じられるなど、火は営みの中心であり、証のようなものになってくれます。暖、灯、食。人が憩い佇むのに必要な要素が凝縮したその存在は、普段の暮らしの中でも切っても切れないモノ。たとえそのエネルギーがガスや電気などであっても、それが無ければ憩い佇むどころか、生きることもままならないでしょう。そんな無くてはならない存在を、しかも何も無い野外の地べたに作り、楽しみ愛しみながら最大限に活用することがダイレクトボンファイヤー(直火焚き火)の作法です。このHow toでは、そんなダイレクトボンファイヤーの作り方や、焚き火の火を操る方法を紹介します。※子どもが火を使う場合は、必ず大人と一緒に行いましょう。また、直火焚き火を禁止している場所もあるので、あらかじめ施設や場所の管理者に確認しましょう。

  • 藤原祥弘

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    日本各地の海辺に残る貝塚は、縄文時代のご先祖様たちが、生活からでたゴミを捨てた場所。ところによっては数mにもなる貝の層は、当時の人々が盛んに貝を採っていたことを教えてくれます。時は下って江戸時代。いまではすっかり埋め立てられた東京湾の奥(品川区や江東区周辺)には大きな干潟があり、ここで潮干狩りを楽しむ姿が浮世絵としてたくさん残っています。そして現代も春になると大都市周辺の潮干狩り場は多くの人で賑わいます。私たち日本人は縄文時代から江戸時代を経て現代に至るまで、ずっと潮干狩りを楽しんできたのです。危険も少なく、家族で手軽に楽しめる潮干狩りですが、これだって立派な「狩猟採集」。ただのレジャーとしてではなく、「自分の糧を自分で得る」行為と捉え直すと、潮干狩りがまったく違う魅力を帯びてくるでしょう。【連載】野生児育成計画#1 大潮の夜を探検! 真夜中の磯遊びhttps://gogo.wildmind.jp/feed/howto/67#2 「水切り」と「遠投」をマスターせよ!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/79#3 木の枝からパチンコを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/93#4 焚き火を使って「干し肉」を作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/97#5 春の小川で「草摘み」に挑戦!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/100#6 潮干狩りで狩猟採集生活にデビュー!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/102#7 空き缶でウッドガスストーブを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/112#8 五寸釘を七輪で熱してナイフを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/118

  • 藤原祥弘

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    人間は昔も今も、食物の保存に工夫をこらしています。例えば、誰の家にでもある冷蔵庫。これは温度を下げることによって雑菌の繁殖を抑え、食物を腐りづらくする道具です。それでは、冷蔵庫がない時代は食物をどのように保存していたのでしょうか? 方法はいくつかありますが、野外活動を楽しみながら実践できるのが、食物に塩分を加えて、燻製して干し上げる方法です。細菌が食物を分解するには水分と適度な温度が必要です。冷蔵庫はこの条件から「適度な温度」を奪うことで菌の繁殖を抑えます。塩分を加えて煙でいぶして干すのも菌の繁殖しにくい状況を作るため。食物から水分を抜き、煙のなかに含まれる雑菌の活動を妨げる物質を加えることで菌の繁殖を抑えるのです。燻して干すのは誰でも手軽にできる保存食の作り方。狩猟採集の時代から伝わる保存食作りに挑戦してみましょう。【連載】野生児育成計画#1 大潮の夜を探検! 真夜中の磯遊びhttps://gogo.wildmind.jp/feed/howto/67#2 「水切り」と「遠投」をマスターせよ!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/79#3 木の枝からパチンコを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/93#4 焚き火を使って「干し肉」を作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/97#5 春の小川で「草摘み」に挑戦!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/100#6 潮干狩りで狩猟採集生活にデビュー!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/102#7 空き缶でウッドガスストーブを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/112#8 五寸釘を七輪で熱してナイフを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/118

  • 長野修平

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    キャンプやBBQなどのアウトドアは憧れるけれども「まだやったことがない」「やりたいけども、きっかけがつかめない」。あるいは「アウトドアは楽しんでいるけれど、家に帰ってきたらまた日常に追われ、あのワクワクから遠ざかった生活になってしまう」。そんな時に試してほしいのが、家でアウトドアを演出することです。アウトドアとは、自然を感じる野外で様々なことをして過ごすこと。テントを張って泊まったりご飯を作ったりのキャンプや、ティーセットとおやつをリュックに入れてハイキングや登山にでかけたりと、非日常な楽しみをすることです。そんなアウトドア的な時間や空間を切り取り、普段の家の暮らしの中に再現してみるのです。まずは、自分がアウトドアを感じる道具を、家の中でも使ってみましょう。使う以外にも、時折目にする場所へ置いおくだけでもいいでしょう。週末にキャンプやハイキングをする人は、その思い出の品をアウトドア道具と一緒に並べるだけでもいいです。それだけでもアウトドアをした気分になれるというか、それ自体が小さなアウトドアなんです。アウトドアというちょっとワイルドで非日常の営み。そのワクワクを日々の暮らしに取り入れるのです。今回は直ぐにでもできるアウトドアカフェからやってみましょう。

  • 小雀陣ニ

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    登山用の食事と言えば、お湯を入れるだけで美味しく出来上がるアルファ米や、ドライフードのおかずが主流の組み合わせ。荷物を背負って歩く登山では軽くて持ち運びが便利、でもちょっと味気ない、もっと美味しいものが食べられないの?このHow toは、そういった疑問や希望に応える簡単な時短レシピです。山の頂に登頂する達成感と、登っている時の景色を見る満足感、そこにさらにゴハンを美味しくつくって食べる楽しみをプラスすることで、より幅広い楽しさと充実感が得られます。