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2022.08.04670 views

魚の習性を利用してルアーでアユを釣ってみよう

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藤原祥弘

エディター/ライター
夏の川で美味しい魚を釣る!

アユは北海道南部より南の川に生息する淡水魚。その香りの良さで古い時代から日本人に愛されてきました。このアユには面白い習性があり、大型の個体はナワバリをもってそこに入る他の個体を排除します。ところが小型の個体はナワバリをもたずに群れを作って川のなかを回遊します。体のサイズによって、とる行動がまるで変わるのです。その習性を利用するのがアユのルアー釣り。アユに似せたルアーをアユがいる場所に送り込んで、ルアーに寄ってきたアユを掛けるのです。夏の川に浸かって、アユとの駆け引きを楽しんでみませんか?

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READY
準備するもの
  • ルアーロッド )

    1本

  • リール

    1機

  • PEライン(0.6号)

    1巻

  • リーダー(1.5号)

    1巻

  • アユ用ルアー  

    数個

  • チラシバリ、イカリバリ

    10個程度

  • PFD(ライフジャケット)

    1着

  • 偏光グラス

    1本

  • タモ

    1本

STEP 1

アユを釣る道具をそろえる

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    基本の道具。安価なものでも楽しめる
  • Sp 2a31c3aa 5fea 4770 ab6e 1df20599add6
    スピニングタックルは初心者でも扱いやすい
  • Sp 10609f43 7655 4a57 ae01 cba00d3d75a5
    ベイトタックルは細い沢などの小場所で有利
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    専用のルアーとハリ。ハリ先が鈍ったら交換

この数年で人気が高まってきたアユのルアー釣り。「アユイング」や「キャスティングアユ」といった名称で、各メーカーが普及に力を入れており、専用品も作られるようになりました。しかし、ルアーを使ったアユ釣り自体は20年以上前から楽しまれていました。専用品は感度や取り回しに優れますが、別の釣りに使っている道具の流用でも十分楽しめます。

基本となる道具は1.8~2.4m程度のルアー用のロッドとリール、ルアー、ハリ類。ロッドはある程度柔軟性があり、先端側が柔らかいものがアユに向いています。システムはベイトタックル、スピニングタックルのどちらでも同じように楽しめます。

リールにはしなやかで強度が高いPEラインを50mほど巻き、その先に透明なフロロカーボンのリーダーを1.5mほどつけてからルアーを結びます。

ルアーはアユを模したフローティングタイプであれば、ほかの釣りで使われるものを流用可能です。しかし、初めて挑戦する人はアユのルアー釣り向けの専用品を購入するとストレスがありません。アユ用のルアーは、ルアー後部にアユを掛けるためのハリを簡単につけられる構造になっており、ここに市販のチラシバリやイカリバリをつけて使用します。

ロッド、リール、仕掛けが基本のセットとなりますが、このほかに掛けたアユをすばやく受けるためのタモ(アユ用のハリにはカエシがないので簡単に外れてしまう)と、水面のギラつきをカットして水中を見えやすくする偏光グラスがあるとよいでしょう。

STEP 2

川に入る前に準備をする

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    足元は水切れが良く滑りにくい靴が理想的

川に入るときは「そこで起きるかもしれない事故」を見越して支度をします。滑って転ぶこと、水に流されること、水に体温を奪われること、石などで肌を切ること……。こういった事態を想定して、身ごしらえをしていきます。滑りにくい靴と水切れの良い衣類を身につけ、深みもある川ではPFD(ライフジャケット)も装備に加えましょう。水に濡れることを見越して、着替えを用意することも忘れずに。

川に入る前には法令のチェックも必要です。アユは漁業権の対象魚種になっていることが多いので、採捕の際には入漁券の購入が必要です。また、アユを釣る方法として、ルアーを認めていない川もあるので事前に確認しましょう。

STEP 3

アユの習性を知る

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    石についた藻類を食べるアユの群れ
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    回遊するアユの群れ(写真中央部)

アユが主食とするのは川底の石についた藻類。アユは石に口を擦り付けて藻類を剥ぎ取りそれを餌とします。そのため、大型のアユは藻類がつく大きな石が点在する瀬を好みます。瀬のなかは常に流れに揉まれるので新鮮な藻類が育ち、石が大きいとひと口あたりの採餌量が増えて効率良く餌を取れるからです。大型のアユはこんな場所にナワバリをつくって、中に入ってくる他の個体に体当たりして排除します。ルアーを使ったアユ釣りではこの習性を逆手にとって、ルアーに体当たりしたアユをハリに掛けます。

いっぽう、ナワバリをもてない小型の個体は群れをつくって川のなかを回遊して餌を取ります。ほかの魚に体当たりをすることは稀です。では小型のアユが釣れないかというとそんなことはありません。小型には「群れたい」という気持ちがあるので、群れが通りそうな場所でルアーを定位させていると、アユのほうからルアーに寄り添ってきてその結果ハリ掛かりします。

大型のいそうな場所と小型が通りそうな場所。川を観察しているうちに自然とアユの居場所がわかるようになるはずです。

MATOME
まとめ

体当たりでナワバリから他の個体を排除するアユ。日本にはこの習性を利用した「友釣り」と呼ばれる伝統釣法があります。「釣り好きが最後にたどりつく釣り」といわれるほど友釣りは奥深い釣りですが、釣りの入門者には敷居が高いこともまた事実。その点で、ルアーを使ったアユ釣りは子供が買える道具でもアユの習性に寄り添った釣りを楽しめます。魚を観察して生態を理解し、釣果につなげるアユ釣りには釣りの喜びが凝縮されています。

GROW CHART
成長スコアチャート
野性4
3知性
4感性
アクティビティ
食べる
環境
季節
所要時間
~30分
対象年齢
小学校中学年以上
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