2017.05.302687 views

夏野菜の植え付けで覚えよう!基本のロープワーク4選

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宮原 悠

農園プランナー・発酵クリエイター
身近なものでロープワークを覚えよう!

アウトドアや防災など、いざというときに役立つロープワーク、皆さんはいくつぐらい知っていますか?普段から使わないと、いざという時思い出せなくて困るものです。
そこで今回は、プランター菜園を例に、生活に寄りそったロープワークを紹介します。ロープワークと言ってもさまざま、締める、輪をかける、こぶを作る、繋ぐ、束ねるなど、それぞれ目的にあった最適な結びがあります。アウトドアや防災ではその選択が命に関わることもありますが、まずは身近なもので気軽に実践してみましょう。小さなことから始めれば失敗だって大丈夫!

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READY
準備するもの
  • プランター(幅30cm、深さ30cm程度のもの)

  • 野菜の培養土

  • 夏野菜の苗(ナス、トマト、ピーマン、唐辛子など)

  • 支柱(自然のもので代用OK)

  • 麻ひも

  • じょうろ

STEP 1

基本のロープワーク①巻き結び

  • ロープを芯の中央で交差する
  • 交差の上にあるロープを裏から回す
  • 裏に回したロープの先端を交差にくぐらせ締めて完成
  • 輪を2つ作り、重ねて芯の上から通してもできる
  • 苗の支柱に固定すると摩擦でしっかり止まる

「巻き結び」は、対象となる芯にロープを縛るのに使います。結びやすく、解きやすいのが特徴で、特に対象となる芯の先端が解放されている場合は、より素早く結ぶことができます。また結び目にこぶができず、ロープの両端がほぼ対象に伸びるので、ロープの途中で結びを入れる場合にも活躍します。
今回はミニトマトの苗が倒れないよう支える支柱に結びました。巻き結びは基本的にはロープにテンションが掛かった状態で使うものですが、固定位置がずれにくくかつ解きやすいので、野菜の成長に合わせて位置を調整するのに便利ですよ。

POINT

長いロープを束ねたり、支柱など棒状のものをまとめて縛るのにも、巻き結びは便利です。

STEP 2

基本のロープワーク②本結び

  • 黄色のロープに注目。上から下にくぐらせて
  • 上に円を作り
  • 再度、上から下にくぐらせて
  • 締め付けて完成
  • トマトの苗を優しく吊るす

「本結び」は、ロープ同士を繋げるための結びです。結束の強度はそれほどないものの、ほどくのがとても簡単です。一本のロープを輪にする時によく用いられます。古くは風呂敷で物を包んだ最後の結びとして用いられていました。
今回は、巻き結びにした先の紐を2回ほどねじり、茎を挟んで本結びをしています。締め付けずに空間を作り、ねじった部分がクッションになることで、苗が風などで擦れて傷むのを防ぎます。茎が太くなったり不要になった時に簡単に解けるのもいいですね!

POINT

本結びは、同じ側の芯とロープの先端を持って引っ張ると簡単に解けます。
ロープを通す順序を間違えると強度がない結びになるので注意!

STEP 3

基本のロープワーク③ふた結び

  • ロープを芯に回す
  • 輪を作りひと結び
  • 一回目と同じ形でもうひと結び
  • 締め付けて完成
  • 三脚の上に結ぶ

「ふた結び」は、巻き結び同様、対象となる芯にロープを縛るのに使います。何かに紐を結ぶのに迷ったらこれです!簡単で、締め付ける力も強いですが、張力が抜けると固定位置がやや不安定になります。
今回は三脚にした支柱の上に、ナスの苗を吊るす紐を結ぶのに使いました。

POINT

ふた結びの結び部分の構造は、巻き結びと同じです。先に結びを作ってから掛けることもできます。

STEP 4

基本のロープワーク④もやい結び

  • ロープの途中に輪を作り先端を通す
  • 輪に通した先端をロープの裏に通す
  • 最初の輪に先端を通す
  • 締め付けて完成
  • ナスの苗をそっと吊るす

「もやい結び」は、1本のロープの端に大きさが固定された輪を作るのに使います。ポールなどロープの掛け外しを繰り返す場合に便利です。本結びではロープの端をつなげて輪を作りましたが、もやい結びはロープの先端で輪を作ります。
今回はナスの苗を吊るす輪として使っています。ロープを少し緩く張ることで、これもまた苗が傷むのを防ぎます。

POINT

もやい結びに物を縛る力はありません。
輪を使った利用方法、ほかにもいろいろ考えてみましょう!

STEP 5

【番外編】はさみ縛り

  • 左の芯に巻き結びをする
  • 二本まとめて数回巻く
  • 縦に割り込みを入れ右に巻き結びをして完成
  • 三本の場合は互い違いにくぐらせて巻く
  • 苗の仕立てが完成

「はさみ縛り」は、二脚、三脚を作るのに使います。キャンプでも流木などでトライポッドを作っているのを見かけます。結び方は意外と簡単で、端の枝に巻き結びをしてからロープで束ね、逆側の枝に巻き結びをして終わらせます。結んだ後に芯を開いて使います。二脚と三脚ではやり方がすこし違いますが、基本の作りは同じです。
今回はミニトマトは二脚で、ナスは三脚で支柱を立てました。支柱にはよく枯れた、まっすぐなセイタカアワダチソウの茎を利用しています。市販の支柱はクリップなどで簡単に三脚を作れるのもありますが、ロープワークを覚えれば自然のいろんなものを利用できます。
これで野菜の仕立てができました!最後にたっぷり水をやって完成です。ナスもミニトマトも、根元にバジルを植えて病害虫対策(コンパニオンプランツと言います)をしています。今回は手元にあった小さめの鉢を使っていますが、初めての方は幅30cm深さ30cm以上の大きなプランターを使うのが成功のコツ!美味しい野菜の収穫を目標に丁寧に育ててあげましょう。

POINT

はさみ縛りを覚えると、木の枝で、柵や台、足場など、応用していろいろなものが組み立てられます。

STEP 6

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まとめ

「ロープワーク」と聞くとついつい身構えてしまいそうですが、今回は家庭で簡単に試せる方法を紹介しました。どんな時にどんな結び方をするのかを覚えるだけで、ロープワークがぐっと身近になったのではないでしょうか。
今回の結び方は、今までの経験で私が覚えた「今のベスト」であって、皆さんが体験することでよりベターな方法が出てくるかもしれません。思いついたら是非『やった!レポ』に投稿してシェアしてくださいね!
自然遊びの感動は、自分で体験することで心の内から湧き出てきます。自然が相手なのでやり直しがきかなかったり、時間がかかったりするかもしれませんが、じっくり向き合って失敗も時間も楽しみましょう!

GROW CHART
成長スコアチャート
野性3
3知性
2感性
アクティビティ
その他
環境
その他
季節
春 ・ 夏
所要時間
1時間~3時間
対象年齢
小学校中学年以上
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