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2018.03.20578 views

大地の絵の具で絵を描こう

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つくらし

未来とくらしをつくる、ちいさな学びの場
大地の色の豊かさに触れ、その不思議を発見しよう

赤、オレンジ、黄、グレー、茶、白、紫、ピンク、ベージュ、緑、‥‥。これ、何の色だと思いますか? 実は、私たちの足もとにある土の色。「えー、そんな色の土、見たことない!」と思うかもしれないけれど、よく見てみると、あなたの身近なところにもさまざまな色の土があるはず。小さなシャベルとビニール袋を持って、どんな色の土があるか見つけにいってみませんか?

そして、いくつかの色の土が集まったら、土絵の具をつくり、自由に絵を描いてみましょう。今までは、ただ「茶色」と一括りに見えていた土も、絵の具にして並べてみたら、色の違いに驚くはずです。さらに、土の色を手がかりに、さまざまな発見も得られるはず! さあ、挑戦してみましょう。

READY
準備するもの
  • ビニール袋

    5~10枚位

  • 小さなシャベル(スプーンでも可)

  • 乳鉢(ボールとすりこぎでも可)

  • 茶こし(大きめのもの)

  • 絵皿(耐水で内側が白色)

  • デンプン糊(木工用ボンドでも可)

  • 画用紙

  • 古新聞

    5~10枚位

  • バケツ

  • 雑巾

  • ロープ

  • 洗濯バサミ

STEP 1

どんなところで見つかるの?

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さまざまな色の土は、山奥や秘境などの特別な場所でなく、あなたのすぐ足もとにもあります。まずは、身近なところで見つけてみてください。そして、その後に、少し違った場所(雑木林や公園、畑や田んぼ、川や海の近くなど)に見つけにいってみましょう。地形や自然環境が違うと、土の色も違います。

また、同じ場所の土でも、深さによって色が違います。一番見つかりやすいのは、土手や斜面などの地層が見えているところ。地層をよく見てみると、同じ断面でも色の違う土が見つかるはず。自分たちが住んでいる地域だけでなく、夏休みなどの旅行先で見つけにいってもいいですね。見つけた土を地図に貼っていくと、地域による土の色の違いがわかったりします。

土探しは、こどもたちにとっては普段の遊びの延長ですが、大人にとっては土を探しているうちに、これまでの経験や知識と結びつき、土の色だけでなく、土地の記憶や暮らしなど、新たな発見につながっていきます。昔からその土地に住んでいる人と一緒にいくと、土と地域との関係がよくわかります。たとえば、その土を使ってつくっていたもの、育てていたもの、その地域の植物や生きものたちなど、思いがけないモノやコトと土が関係していたりするから、きっとビックリするはずです。

STEP 2

土を集めよう

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さあ、土を集めに出かけます!寒すぎたり暑すぎたりしなければ、季節はいつでもOKです。ただし、雨の日は土が乾かないので、事前に天気予報はチェックしましょう。

土がある場所に出たら、最初に自分の足もとの土を一握りとって、ビニール袋に入れ、その色をじっくり観察します。どんな色をしていますか? 次に、そのまわりにある土の色も観察しましょう。そのまま、土の色を見ながら少し歩いてみて、違う色の土を見つけたら、別のビニール袋に入れます。違う色の土は、どんなところにあるでしょう? 木の下、斜面、畑、雑木林など。土を少し掘ってみてもいいかもしれません。

絵の具に必要な土は、1色あたり一握りほど。土を集めるときは、環境を壊さないように必要最低限の量にしましょう。

STEP 3

土を乾かそう

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集めた土は、古新聞の上に広げて乾かします。直射日光がよく当たる場所に、土をなるべく薄く広げると乾きやすくなります。新聞は風で飛びやすいので、四隅に石などを置いておくと良いでしょう。天気にもよりますが、大体1時間くらい乾かします。

どの土が、誰のものか、わからなくならないように、土を乾かしている間に、マジックで新聞紙に名前を書いておきましょう。そのときに、見つけた場所も書いておくといいですね。

MATOME
まとめ

あなたの家や学校のまわりには、どんな色の土がありましたか? 土の色が違うと、育ちやすい植物が違ったり(沖縄では、北部にある鮮やかな赤土は果物が育ちやすく、南部に多いベージュの土は野菜がよく育ちます)、つくれるものが違ったり(陶磁器や瓦や土壁など)、その土ができた年代や気候が違うことがわかったりします。

また、同じような色の土しかないと思っていても、実はすぐそばにまったく違う色の土があることも多いのです。色の違う土がすぐ近くにあるのは、植生や気候の変化、地殻変動や火山の噴火など、その場所や地球の記憶が土の色に刻まれているから。土の色を手がかりに、歴史をたどっていくこともできるかもしれません。

見つけた土は、絵の具だけじゃなく、土クレヨンをつくったり、土で布を染めたり、土のコレクションボックスをつくったり、土の地図にまとめるなど、楽しみ方はたくさんあります。自分なりの楽しみ方を見つけましょう。私たちのホームページでも紹介しているので、いろいろ試してみてください!

2002年から私たちが各地でおこなっている「土で絵を描くプロジェクト」
http://www.digitalium.co.jp/clay/

※私有地や公共の場所で土を採取する場合、持ち主などに許可をもらってください。
※土探しは、ケガや事故に十分注意し、こどもたちだけでなく、大人も一緒にいきましょう。
※暑い時期は、帽子と水分補給を忘れずに、熱射病に注意しましょう。

GROW CHART
成長スコアチャート
野性3
4知性
5感性
アクティビティ
つくる
環境
山 ・ 川 ・ 森 ・ 街 ・ 田畑 ・ 公園
季節
春 ・ 夏 ・ 秋 ・ 冬
所要時間
半日
対象年齢
4才以上(保護者同伴)
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