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2019.11.28195 views

大地の色の蜜蝋クレヨンをつくろう

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つくらし

未来とくらしをつくる、ちいさな学びの場
大地は色の宝庫。足元に広がるカラーパレットに触れよう!

蜜蝋クレヨンって聞いたことありますか?
蜜蝋とは、ミツバチのお腹から分泌されて、巣づくりに使われる蝋(ロウ)のこと。この蜜蝋に、顔料(色の素)を混ぜてつくったのが蜜蝋クレヨンです。

クレヨンに使用される顔料には、さまざまなものがありますが、私たちの身のまわりにある土を混ぜても、カラフルな蜜蝋クレヨンをつくることができます。

「土なら茶色のクレヨンしかできないよね?」と思うかもしれませんが、身のまわりの土をよーく見てみてください。赤、黄、ピンク、グレー、紫など、さまざまな色の土があることに気がつくはず。

このHow toでは、あなたの身のまわりにある土を集めて、大地の色でカラフルな蜜蝋クレヨンをつくります。

※STEP1~3は「大地の絵の具で絵を描こう」と同様の作業になります。
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/159

READY
準備するもの
  • ビニール袋

  • 小さなシャベル(スプーンでも可)

  • 古新聞

    数枚

  • 乳鉢(ボールとすりこぎでも可)

  • 茶こし

  • 蜜蝋(精製でも未精製でも可)

  • 油(サラダ油など)

  • 湯煎用の大鍋

  • 湯煎用の小鍋

  • コンロ

  • はかり

  • かき混ぜ棒(スプーンでも可)

  • クレヨンの型(お菓子用のシリコン型でも可)

  • 画用紙

  • 布(エコバッグなど)

STEP 1

どんなところで見つかるの?

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    地層が見えているところ

さまざまな色の土は、山奥や秘境などの特別な場所でなく、あなたのすぐ足もとにもあります。まずは、身近なところで見つけてみてください。そして、その後に、少し違った場所(雑木林や公園、畑や田んぼ、川や海の近くなど)に見つけにいってみましょう。地形や自然環境が違うと、土の色も違います。

また、同じ場所の土でも、深さによって色が違います。一番見つかりやすいのは、土手や斜面などの地層が見えているところ。地層をよく見てみると、同じ断面でも色の違う土が見つかるはず。自分たちが住んでいる地域だけでなく、旅行先で見つけてもいいですね。見つけた土を地図に貼っていくと、地域による土の色の違いがわかったりします。

土探しは、こどもたちにとっては普段の遊びの延長ですが、大人にとっては土を探しているうちに、これまでの経験や知識と結びつき、土の色だけでなく、土地の記憶や暮らしなど、新たな発見につながっていきます。昔からその土地に住んでいる人と一緒にいくと、土と地域との関係がよくわかります。たとえば、その土を使ってつくっていたもの、育てていたもの、その地域の植物や生きものたちなど、思いがけないモノやコトと土が関係していたりするから、きっとビックリするはずです。

STEP 2

土を集めよう

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    土を集める

さあ、土を集めに出かけます!寒すぎたり暑すぎたりしなければ、季節はいつでもOKです。ただし、雨の日は土が乾かないので、事前に天気予報はチェックしましょう。

土がある場所に出たら、最初に自分の足もとの土を一握りとって、ビニール袋に入れ、その色をじっくり観察します。どんな色をしていますか?

次に、そのまわりにある土の色も観察します。そのまま、土の色を見ながら少し歩いてみて、違う色の土を見つけたら、別のビニール袋に入れます。違う色の土は、どんなところにあるでしょう? 木の下、斜面、畑、雑木林など。土を少し掘ってみてもいいかもしれません。

クレヨンに必要な土は、1色あたり一握りほど。土を集めるときは、環境を壊さないように必要最低限の量にしましょう。

POINT

※私有地や公共の場所で土を採取する場合、持ち主などに許可をもらってください。
※土探しは、ケガや事故に十分注意し、こどもたちだけでなく、大人も一緒にいきましょう。
※暑い時期は、帽子と水分補給を忘れずに、熱射病に注意しましょう。

STEP 3

土を乾かして、細かく砕こう

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    土を古新聞の上で乾かす
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    土を砕く
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    茶こしで土をふるう
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    集めた土を並べてみた

集めた土は、古新聞の上に広げて乾かします。直射日光がよく当たる場所に、土をなるべく薄く広げると乾きやすくなります。新聞は風で飛びやすいので、四隅に石などを置いておくと良いでしょう。天気にもよりますが、大体1時間くらい乾かします。

土が乾いたら、1色ずつ乳鉢に入れて土を砕いていきます。乳鉢がなかったら、ボールとすりこぎでも良いです。土が細かくなったら、茶こしで土をふるってゴミや木片などを取り除き、粒の大きさを揃えます。

MATOME
まとめ

ミツバチがつくった蜜蝋と、大地の土で、カラフルなクレヨンができるなんて、楽しいですよね。昔の人たちは身のまわりにあるさまざまなもので、画材をつくって絵を描いていました。

茶色というひとくくりに見えていた土にも、さまざまな色があることに気がついたり、その色でクレヨンをつくり絵を描けたりと、やってみてわかることが世の中にはたくさんあります。

大地からとった土は、いわば「地球の色」。これまでの地球の成り立ちや歴史が刻まれ、地域によっても、土の質や色は異なります。そんな、土でクレヨンをつくり集めることは、地球の成り立ちをコレクションすることとも言えます。

まずは、土の色に触れ、続いて「この土は、どうしてこんな色をしているのだろう?」と、探究心を広げていくのも面白いかも知れません。皆さんも、この体験を通して、足元に広がるカラフルな色を楽しんでみてください。

土を使ってもっと楽しみたいという方には、つくらしのホームページでもさまざまな体験を紹介しているので試してみてください。

「土で絵を描くプロジェクト」
http://www.digitalium.co.jp/clay/

GROW CHART
成長スコアチャート
野性3
4知性
5感性
アクティビティ
つくる
環境
山 ・ 川 ・ 森 ・ 街 ・ 田畑 ・ 公園
季節
春 ・ 夏 ・ 秋 ・ 冬
所要時間
半日
対象年齢
小学校中学年以上
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