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2016.09.081885 views

音に歌詞をつけよう!

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駒崎掲

デザイナー/サウンドデザイナー

デジタルデトックスをして、音に言葉をつける「作詞家」になってみませんか?
耳にはイヤホン、手にはスマホを、スマホの画面に視線を落とす。そんな人最近多いですよね。たまには五感を裸にして自然なままの自然な音を感じてみてはいかがでしょうか。耳は生まれたときから活動し続けている器官の一つです。目のように耳は閉じることはできないので常に音をきき続けている状態になっています。いつも全ての音をきいていては疲れてしまうので、勝手に聴覚は制限をしています。そのためきこえているはずなのに意識しないときこえない音はたくさんあります。
例えば空調の音や電気、時計の音です。電気を消したとき「時計の音がうるさくて眠れなくなった。」なんて経験のある人もいるかもしれません。それは部屋が暗くなって視覚が使えなくなるかわりに聴覚に感覚が集中しているからかもしれません。
このHow toでは、ふだん制限して使っている耳を自然の中で解放し、きこえてくる音に「歌詞」をつけて、それを共有する方法をお教えいたします。

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  • メモ帳(硬いカバーのものが外ではおすすめ)

  • 筆記用具

STEP 1

森や山( 自然) に入って音を探してみよう

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一番色んな音が良く聞こえるところを探します。人の行き来の少ないところは鳥や虫がたくさん鳴いています。また日の出の明るくなり始めた頃は、お腹を空かせた鳥たちがよく鳴いています。日が出てきてからは鳴かない鳥もたくさんいます。
ただし鳥や虫は人に気づいてすぐ逃げてしまうので、なるべく静かに気を付けて音に近づきましょう。
音にとらわれて危険な場所に入ったり、足元を見ないで歩かないように注意してください。

このHow toでは自然の音を用意しました。すぐに森や山に行かれない人は、これを聞きながらHow toを試してみてください。

この音について:
青森県の白神山地で初夏の早朝に録音した雨の音源です。
キビタキやアオバトの鳴き声や、木をくちばしで叩くドラミングの音等たくさんの鳥たちの音を楽しむことができます。谷の下にある池のほとりで録音したので音が反響し、まるでリバーブやエコー等のエフェクトをかけているように感じられます。

STEP 2

静かに耳をすましてみよう

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葉のこすれる音、鳥のさえずり、虫の声、服のすれる音など、静かにして音に集中するといかにたくさんの音に囲まれているか気づきます。

POINT

手でお椀の形をつくり耳にあてると集音効果があがり、少し音が聞きやすくなります。
また立ち位置を変えず体を左右にひねって音を聴いてみると、音がどこから鳴っているかわかりやすくなります。

STEP 3

歌詞をつけてみよう!

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自然の音に感化されてポエムをかきましょう!というわけではありません。
きこえた音に言葉をあててみましょう。カタカナひらがなalphabet なんでもかまいません。
きこえてきた音に自由にオリジナルな「歌詞」をつけましょう。
例えば、「ちぃゆるぅぴぃーてぃってぃっちっち」 とか自分なりに言葉にしてみることで、音に輪郭がつきます。いわゆるオノマトペ( 擬音語や擬態語) です。

MATOME
まとめ

これであなたも森の「作詞家」です!いつもきこえている音ですが、自然の中に身を置くことで音に改めて集中してみると気づきがたくさんあります。聴覚を通して自然を感じ、こんな音がいつもきこえていたとか、こんなきいたことがない音がきこえたなど、生き物や自然の音を再発見できます。
また言葉にしてみると様々な「きこえかた」をしていることを知ります。日本語でニワトリの鳴き声を「コケコッコ~」なんて表現をしますが、英語ですと「クックドゥードゥルドゥー(cock-a-doodle-doo)」と言ったりするように、同じ音を聴いていても文化やその人の背景によって感じ方が大きく異なることもあります。ベートーベンは交響曲6番「田園」の2楽章ではカッコウのさえずりをフルートで表現していたりします。誰もが同じ音をきいていると思っていても、実は違うようにきこえていたり、表現を変えることで新しい発見がたくさんあるかもしれません。
そして音を注意深くきくことで自然や生き物により関心が高まるのではないでしょうか。

GROW CHART
成長スコアチャート
野性3
4知性
5感性
アクティビティ
聴く
環境
山 ・ 森
季節
春 ・ 夏 ・ 秋 ・ 冬
所要時間
30分~60分
対象年齢
小学校低学年以上
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