子どもを授かって出産し、外に連れ出せる時期を待つと、母親は1年以上本格的な運動を休むことになります。なかでも再開の見極めが難しいのが登山。長時間子どもから離れるわけにもいかないし、危ない場所に連れていくわけにもいきません。母親と父親、そして子どもの三者が無理なく登山を楽しむにはどうしたらいいのか……。親子登山初期の「おんぶ登山」の実践方法をご紹介します。
夏の気温が40 ℃近くになることも珍しくなくなった昨今。国連の事務総長が「地球沸騰化」という言葉で表現をしたこともうなずけるほど、地球温暖化は加速しています。夏場は屋外での活動を控えるようにうながされることも増えてきましたが、屋外がどこも一様に暑いわけではありません。身近な場所に隠された天然の納涼スポットなら、盛夏でも野外活動を楽しめます。
「カメラオブスクラ」は現代のカメラの基礎となった道具。小さな穴(ピンホール)から入り込んだ光は上下左右反転した像を穴の反対側にある壁に映します。この現象を利用して、カメラオブスクラは風景などを正確にトレースすることに使われました(カメラオブスクラには撮影の機能はなかったため、当時は映り込む像を手でなぞって描画していました)。ピンホールのかわりに安価なレンズを用い、さらに撮影する機能もつけたのがここで紹介する段ボールカメラです。現代では日常的な行為となった「撮影」の源流を素朴なカメラで体験してみましょう。
“自然現象の不思議には、自分自身の眼で驚異しなければならぬ。”