1969年11月山梨県生まれ 2009年頃から本格的に石積み遊び開始。2011年からSNSで世界中のロックバランシングアーティストと交流、2012年9月に石花会発足。 以来、各種イベントに出展、石花ワークショップで石花アートを出来るだけたくさんの方々に体験していただいています。
石花会公式サイト:http://www.ishi-hana.net/
石花ちとく個人サイト:http://chitoku.balancing.jp/
夏になると海水浴などで、海辺に出かける機会が増えるのではないでしょうか?このHow toでは、海辺で比較的見つけやすい石を使った「石花(ロックバランシング)」を紹介します。
石花とは、岩や石を積み上げるアート。今まで基本編として「石を立ててみよう!」、アレンジ編として「石ぼうず」、「拮抗立ち(カウンターバランス)」など、石花の楽しさを紹介してきました。
基本編:石を立ててみよう! http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/5
アレンジ編:石ぼうず http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/60
アレンジ編:拮抗立ち http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/62
今回は、海辺で比較的見つけやすい「角の丸くなった石」、「薄く平たくなった石」を使った石花のアレンジ編「重ね斜め立ち」に挑戦します。「STEP 5.石を立てる」では、実際に石を立てている動画も見られます。
\【第3回】ロックバランシングに挑戦!石を立ててみよう in モリパーク アウトドアヴィレッジ/
2024年6月15日(土) 東京都昭島市のモリパーク アウトドアヴィレッジにて自然体験イベントを開催します。
<お申込み方法>
アウトドアヴィレッジのお申込みサイトへアクセスしていただき、事前のお申し込みをお願いします。
今回ご紹介する 重ね斜め立ち は、石花の大技の基礎となる型です。
5枚以上の平たい石を、小さいものから次第に大きくなるように重ねて、全体を屈曲させる型が「つむじ風」、さらにはその上にもう一段「つむじ風」を置くようなダイナミックな型が「トルネード」と呼んでいます。重ね斜め立ち に慣れてきたら、つむじ風やトルネードにも挑戦してみてください!
石の数が増えてくると、すべての石の接点を同時に安定させるのは難しい作業になります。はじめに下3つの石を安定させて、次に一番上の位置を探ると比較的わかりやすいです。
また「重ね斜め立ち」では、石の「摩擦」と「重さ」をうまく活用することが重要になります。傾斜させた平たい石の上に石を立てるとき、接点の摩擦が大きくないと滑ってしまいます。石の材質にもよりますが、ある程度重さが無いと摩擦が効率よく働きません。少し慣れてきたら、思い切って大きめの石でチャレンジしてみましょう。
海辺の特徴的なきれいな石を使った人気の石花「重ね斜め立ち」。下に積み重ねる石の数によっては、いくらでも変化をつけられ、難易度にも挑戦することができます。水平線とは打って変わって、不自然にきれいに傾く斜めのラインをぜひ描いてみてください。そして、苦労して立てた石がピタリ!と静止した衝撃と感動を味わってください。
最初から、パワフルでダイナミックなものをイメージする必要はありません。まずは、簡単な作品をひとつ立たせる感動体験からはじめてください。すると「もっといけるかも?」と上を目指したくなるかも…。
また、色や形、サイズも異なるいろいろな海辺の石に触れ、そこへたどり着いた道のりや、自然の力できれいに磨かれた過程を想像しながら、自分の作品に取り入れる贅沢をたっぷり堪能してください。
※海辺の日差しは強いです。日焼けや熱中症に注意して、帽子をかぶり、水分をしっかりとりましょう。
※海岸では、水難事故に注意し、必要であればライフジャケットなどを着用しましょう。
※干潮時に波打ち際で作業をしていると、集中するあまり満ちて来る潮に気付かず、戻れなくなる恐れがあるので十分注意してださい。
石花師 石花かねき氏ホームページ:http://www.ishihana-kaneki.com/
石花師 石花古渓氏ホームページ:http://www.rocksportrait.com/