キープ協会が指定管理者として管理運営する山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター館長、キープ協会が受託している山梨県地球温暖化防止活動推進センター副センター長を兼任する。環境教育事業の全体統括をはじめ、指導者養成事業、企業との協働事業などを担当している。都留文科大学非常勤講師、立教大学ESD研究所客員研究員、日本インタープリテーション協会理事、JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD運営委員なども務めている。編著に『インタープリター・トレーニング』(2014年、ナカニシヤ出版)がある。
皆さんの中には、太陽の力で電気やお湯をつくっている家に住んでいる人がいるのではないでしょうか?このワークでは、身近なエネルギーである太陽の力を、ペットボトルの温水器でお湯をつくるという体験を通して体感します。太陽で温めたお湯を使っての足湯は最高です!日々、我々を照らしてくれる太陽に感謝しながら、エネルギーを感じでください。
ペットボトル(2リットル程度のもの)
容器に合わせて
水
ペットボトルの本数分
新聞紙
4~5枚
黒いスプレー
1本
透明のビニール袋
ペットボトルの本数分
子ども用プールもしくはたらい
1つ
新聞紙を広げて、その上にペットボトルを置きます。次に、ペットボトルの表面を黒いスプレーで塗ります。できるだけ、全体が黒くなるように塗りつぶしましょう。この時、自分にスプレーがかからないように注意してください。においや汚れが気になる人は、マスクや軍手を使いましょう。
全体を黒く塗りつぶせたら、そのまま乾燥させます。スプレーが乾いたら、ペットボトル温水器の完成です。
ペットボトルに水を入れてふたをします。さらにペットボトルを、透明のビニール袋で包みます。これは、黒い色で吸収した太陽の熱を逃がさないようにするためです。
次に、日が当たる場所にペットボトル温水器を設置し、中に入れた水が温まるのを待ちます。時々、ペットボトルを触ってみて、温度の変化を確認しましょう。
ペットボトルの一番広い面が、太陽に向くように設置しましょう。
お湯が温まったら、子ども用のプールや、たらいに入れて足湯をします。湯加減は、好みに合わせて調節してください。天気が良い日には、かなり熱くなるので、火傷には注意しましょう。イスやベンチがあると、よりくつろげます。
このワークは、足湯に入っている時も楽しいですが、水が温まるのを待つ時間もワクワクします。時々、ペットボトルを触ってみて、少しずつお湯が温まる様子を感じでください。晴れの日に行うことがお勧めですが、少し雲がある時にやってみて比較するのも良いでしょう。冬は、温まるのに時間はかかりますが、暖かい足湯につかると、太陽のありがたさをより実感することができます。普段目には見えないエネルギーですが、このワークを通して、お日様の力を実際に体感してみてください。