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2017.01.311429 views

親子×カメラ de 生き物探し ~ルーペ効果とシェア育理論~

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小森伸一

国立大学法人 東京学芸大学・准教授/学長補佐
目線を変えて好奇心を育もう!

〈WILD MIND REAL!〉
「親子×カメラ de 生き物探し」を実際に体験できるイベントを昭和記念公園で7/21(金)、22(土)、30(日)で開催します!
申し込みはこちらから
http://www.showakinen-koen.jp/information/httpwww-showakinen-koen-jpp4376/

気軽に使えるデジタルカメラ。大人が持っている、使っているイメージが強いですが、実は子供でも簡単に使えて、色々なことを楽しみながら記録できるデバイスです。むしろ、子供には、どこでも使える、優れた「遊び道具」と言った方がよいでしょう。そんなカメラを相棒に、子供たちと自然の中に出かけてみませんか?

このHow toでは、デジタルカメラを活用した、自然の中で親子が一緒に楽しめる遊びを紹介します。このゲーム感覚の活動には、子供の心身の成長に大切な要素、「好奇心」「集中力」「観察力」「他者・自己理解」「自尊感情」などが含まれています。

この遊び体験を通してもたらされる育み、すなわち教育的効果について、「ルーペ効果」「シェア育理論」と名付けました。(独自のネーミング)
詳しくは、各ステップを説明する中で、その科学的根拠もふまえながらお伝えしていきます。

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READY
準備するもの
  • デジタルカメラ

  • ビンゴ表

STEP 1

行く場所をきめる

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どこか遠くへ出かける必要はありません。木々や草花、生き物などちょっとした自然を感じられる近くの公園や遊歩道などでかまいません。もちろん、キャンプ場や自然公園などのより自然豊かな場所だと、より多彩な活動となるでしょう。
さぁ、行く場所を決めましょう。

STEP 2

ミッション(ビンゴ表)とカメラを用意する

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行く場所と時期、子供の嗜好にあわせて、見られる虫や花などを調べ、「ビンゴ表」をつくりましょう。当日の予備知識の習得にもつながります。ビンゴ表のサンプルはこちらです。
https://d37eorbo3zl63f.cloudfront.net/public/images/howtos/094/bingo_f1.pdf
マスの数でビンゴの難易度を調整できます。
「つぎは、チョウチョウを見つけて!」など、お題を口頭で出すと気軽に楽しめて良いです。

子供に持たせて良いカメラを用意しましょう。子供は落としたり、濡らす可能性があるので、アウトドアカメラや、シンプル操作のコンパクトデジタルカメラがおすすめです。ここでは、カシオのデジタルカメラ「EX-FR100」を使用しています。
EX-FR100: http://casio.jp/dc/products/ex_fr100/

STEP 3

撮影してみよう

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子供にカメラを渡し、ミッション(ビンゴ表)に基づいて撮影してみましょう。縦・横・斜めとビンゴを揃えていきましょう。カメラを使いながらこのビンゴをすることで、ある効果がもたらされます。
それが『ルーペ効果』です。ミッション<目標>があることで、子供たちはその目標に意識を向けるようになります。ルーペでもカメラでも、自分が見ようとする対象<目標>にこれらの道具を使うことで、そのモノ・コトに焦点をあて、はっきりと意識し、その詳細を認識しながら、より理解を深めることにつながるのです。

また、道具(カメラ)を使うことは、活動者(子供たち)の面白さ、嬉しさや「ワクドキ感」といった感情面に高揚感をもたらします。活動への親しみや興味関心を高め、取り組みやすくなる中で、さらに子供たちの積極的な活動へ誘う役割もあると思われます。言い換えれば、カメラを使うことが、子供と活動の架け橋となり、子供たちにより充実した創造的活動となる、そんな活動を作っていく力を与えてくれる栄養ドリンク的な機能があると考えられます。

MATOME
まとめ

現代の子供たちの自然離れと、それによる子供たちの心身の健全な成長への悪影響が心配されています。このHow toは、自然離れの傾向にある現代っ子が、デジタルカメラという文明の利器を遊び道具として使い、五感を刺激しながら、自然との触れあいを通して夢中になれる遊び~体験活動~です。
そしてこの活動は、春夏秋冬、一年を通じて出来ます。四季それぞれがもつ自然の特徴を活かしてジャンルを変えたり、各季節に応じた動植物の変化をとらえてミッションに反映させる工夫をこらすことで、多種多様な活動が可能となります。
子供の成長に応じて何度もトライし、ぜひコレクションを増やしてください。コレクションが増えるほど、かけがえのない親子の思い出は、その記録と共に記憶としても永遠に残っていくのです。
ぜひ、自然と触れあうこの体験活動を継続して楽しみ、嬉しく楽しい記録と記憶をたくさん積み重ねることで、子供たちの十全な学びと成長につなげていただければ幸いです。

ビンゴやミッションを作る際の参考になるHowToを紹介します。
・フェンス・ウォッチングで、お手軽昆虫観察 http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/11
・オノマトルーペを使って自然観察をしよう! http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/77
・自分のネイチャーカラーパレットをつくろう! http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/39
・発見せよ!#1 厳冬対策!花と昆虫の最強タッグ!http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/73
異なるHowToを組み合わせても楽しいです。

このHow toでは、カシオのデジタルカメラ「EX-FR100」を使用しています。
EX-FR100: http://casio.jp/dc/products/ex_fr100/

GROW CHART
成長スコアチャート
野性2
4知性
3感性
アクティビティ
感じる
環境
山 ・ 川 ・ 森 ・ 街 ・ 田畑 ・ 海 ・ 公園
季節
春 ・ 夏 ・ 秋 ・ 冬
所要時間
30分~60分
対象年齢
小学校低学年以上
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  • うみ
    2017.06.21 11:16

    久しぶりに自然らしい自然に触れ合って、地面のあたたかさとか、色々な音を聞いてとてもリフレッシュしました。鮮やかな色の花を見つけました。

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