2016.09.061046 views

絵本の世界を探して

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小畑すみれ

「富良野自然塾東京校」インストラクター

小さい頃、大好きだった絵本を思い出してみて下さい。どんな内容でしょう?魚の話?木の話?お化けの話?恐竜の話?大人になっても絵本を読むときはいつでもわくわくするものです。
このHow Toでは、自然を舞台にした絵本に限定し、物語の世界を探しに出かけます。鳥の鳴き声、風の音、葉っぱや土の匂い、太陽の暖かさ、雨の冷たさ……普段あまり気にしない音・匂い・温度などを身体で感じると、物語はより広がって心に響くことでしょう。

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READY
準備するもの
  • お気に入りの絵本

    1冊

  • レジャーシート

  • 画用紙

    数枚

  • 割りばし

    数本

STEP 1

絵本を決めよう

まず初めに、お気に入りの絵本を1冊決めます。家の中や街が舞台の素敵な物語もたくさんありますが、今回は自然を舞台にした物語にしましょう。

STEP 2

場所と時間帯を決めよう

あなたが選んだ絵本は、どこが舞台の物語ですか?川?森?海?公園?あなたが住んでいる辺りに当てはめると、どこが一番良いですか?そして時間は何時ごろ?朝?お昼?夕方?夜?せっかくなので、時間も合わせて出かけてみましょう。

POINT

外国が舞台の物語でも、近くにきっと似たような場所があるはずです。地図を見ながら考えてみましょう。
*注意:時間帯が夜の場合は、明るいうちに周りの安全を確認しておきましょう。

STEP 3

割りばし人形を作ってみよう

場所と時間が決まったら、クレヨンなどで登場人物の絵を画用紙に描いて、割りばしをつけてみましょう。割りばし人形の完成です。準備ができたら絵本の舞台へ出かけましょう!

STEP 4

ベストな場所を決めよう

絵本の舞台にやってきました!まわりを見渡して、絵本を読むのにちょうどいい場所を見つけましょう。音や匂いを感じながら、絵本を読んでみて下さい。しっくりこなければ、別の場所に移っても良いでしょう。

POINT

もし物語の登場人物が小さな動物だったら、目線はなるべくその動物に合わせて読むと良いかもしれません。しゃがんでみたり、レジャーシートを引いて寝転がってみたり、色々試してみましょう。木の匂いや風の音を感じながら読むことで(五感を使うことで)、より深く物語の世界に入れます。

STEP 5

絵本から飛び出した物語

STEP3で作った割りばし人形を使って、物語の登場人物を自分で動かしてみましょう。すると、そこはもう自分だけの絵本の世界です!物語に出てくるお花などを調べて探してみたり、絵本の世界をどんどん広げていきましょう。

POINT

植物採取禁止の場所もあるので、むやみに取ったり持って帰るなどしないようにしましょう。

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まとめ

子供のころは、一駅となりの町へ行くだけでも大冒険でした。でも、大人になるとどこへでも簡単に行けてしまう。私たちは大きくなるにつれて、あのわくわく感をどこかに置き忘れてしまったように感じます。
そんなわくわく感を取り戻せるのが、この「絵本の世界を探して」です。一人で、カップルで、友達と、親子で… ぜひ想像力豊かに遊んでみて下さい。

参考本「しろいうさぎとくろいうさぎ」(文・絵/ガース・ウィリアムズ 訳/松岡 享子 出版社/福音館書店)

GROW CHART
成長スコアチャート
野性2
3知性
4感性
アクティビティ
感じる
環境
山 ・ 川 ・ 森 ・ 海 ・ 公園
季節
春 ・ 夏 ・ 秋 ・ 冬
所要時間
30分~60分
対象年齢
4才以上(保護者同伴)
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