ホールアース自然学校理事。富士山麓をガイドして15年。田貫湖畔に環境省が設置した自然学校第1号「田貫湖ふれあい自然塾」のチーフインタープリターとして、身近な野生生物の生き様や人とのつながりを伝えることなどを通じて、自然と人とをつなぎ、身近な自然の見方を変えるきっかけ作りをしている。
その他、様々な企業・行政と自然を知る、伝える人になる、自然を守る・活用するなどの企画・実施に忙し楽しい毎日。
冬、葉っぱを落とした木々たちは、まるで枯れ果ててしまったかのよう。でも、実はしっかりと生きていて、春に向けて着々と準備をしているのです!その証拠が、木々の枝先にある「冬芽」。
春になると葉っぱや花になる、木々の命のもと「冬芽」を探しに出かけましょう!
【連載】発見せよ!
#1 厳冬対策!花と昆虫の最強タッグ!
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/73
#2 落ち葉の秘密とハガキ作り
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/74
#3 冬に楽しい!水辺に浮かぶ水鳥の不思議
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/84
#4 冬芽ウォッチング
http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/88
#5 春はどこからやってくる?
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/98
冬芽は、冬を越す芽のことで、葉っぱを落とした木<落葉樹>が次の春に生やす葉っぱや花の赤ちゃんです。なので、冬に葉っぱを付けている木に冬芽はありません。
冬芽のかたちは木の種類によって違うので、まずは、身近な場所にあるいろいろな落葉樹を探しに出かけましょう!
落葉樹を見つけたら、その枝先をよく見てみましょう。写真のように、円の中に点々がついた部分の上に、ちょこんと付いているコブを発見できましたか?このコブが冬芽です!
コブの下、円の部分は、木が葉っぱを付けていた痕跡です。
木の種類によって、冬芽の大きさやかたち、色などはさまざまです。
葉っぱそのままのかたちが見えるのを「裸芽(らが)」、鱗のように見える皮をまとっているのを「鱗芽(りんが)」といいます。
円の中にある点の配列がまるで顔に見える冬芽も!いろいろな特徴を発見できてとても面白いですね!
冬芽を見つけたら『やった!レポ』に投稿して、みんなとシェアしませんか?質問や感想はコメントに記入してください。
厳しい自然の中で生き物たちは、それぞれが工夫をして冬の寒さを乗り切ります。木々にとっての冬芽は、まさにその証です。
「なぜ?」や「おもしろそう!」を調べてみることは、自然の不思議を解き明かすヒントをくれる、いつもそんな気がします。
【連載】発見せよ!
#1 厳冬対策!花と昆虫の最強タッグ!
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