HOW TO

How To一覧
テーマ:つくる
  • 日本は島国。少し車を走らせれば、海に出られる環境に住む人も多いですよね。でも実際は、海に人が集まるのは夏限定。一年中、頻繁に足を運ぶ方は少ないのではないでしょうか。海はすべてのいきものの命の源であり、世界とのつながりを感じる場所。また、波の様子や海の色は1日たりとも同じ姿を見せることはなく、日々変化する自然の姿を肌身で感じることで、自分がこの大きな地球上で「生かされている」と感じることができるでしょう。子どもにとっても大人にとっても、とても価値ある自然環境なのです。このHow toでは、一年中を通して、お子さんも一緒にご家族みんなで、海辺、特に砂浜で遊ぶコツをお伝えします。「砂浜なんて何もない」と思いきや、だからこそのメリットがいっぱい! 夏だけじゃもったいない海辺遊びの魅力、存分に味わってみてください。*4才以下のお子様でも、状況にご注意いただき保護者の方と一緒にお楽しみいただけます。

  • 室諭志

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    普段目にする風景のなかで、私たちは一体どれだけのものを意識して過ごしているでしょうか。このHow toでは、においを通じて普段の暮らしの中で見過ごしている風景を見つめなおしてみます。「葉っぱ」と「土」のにおいに焦点を当て、大きな枠組みで自然をとらえるだけでなく、そのなかにも様々な違いがあることを知ると普段の風景が少しだけ違ってみえるでしょう。

  • 三浦晋哉

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    自然の中で遊んでいると、たくさんの植物に出会います。子供も大人も興味を持つのは、植物の生態より「この植物は食べられるの?」ということ。実は思いのほか食べられる植物は多いんです。見つけた植物を食べてみると、五感で自然を感じると共にちょっとしたサバイバル気分を体験できます。そんな食べられる植物の一つがクマザサ。今回はパンダだけでなく人間も食べられる、簡単で美味しいクマザサのお茶を作る方法をご紹介します。笹と言うと、七夕かパンダのご飯くらいの意識しかないかもしれませんが、アウトドアフィールドではとても身近な植物。山登りに行くと登山道のわきに群生していることも多く里山でもよく見かけます。クマザサは漢字で書くと「隈笹」。冬になると、緑の葉の縁が白色に隈取られることから命名されています。ただ、笹の仲間の見分けは難しく、クマザサでも白い隈取りがない場合もあるようです。季節を選ばず山にたくさん生えているクマザサですが、厳寒の冬に雪に埋もれてもその緑を保つ生命力は驚異的で、しかも栄養価が高いので最近では健康茶としても注目されています。野外で見つけたクマザサのお茶で、自然からのパワーをもらいましょう。

  • 小雀陣ニ

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    登山用の食事と言えば、お湯を入れるだけで美味しく出来上がるアルファ米や、ドライフードのおかずが主流の組み合わせ。荷物を背負って歩く登山では軽くて持ち運びが便利、でもちょっと味気ない、もっと美味しいものが食べられないの?このHow toは、そういった疑問や希望に応える簡単な時短レシピです。山の頂に登頂する達成感と、登っている時の景色を見る満足感、そこにさらにゴハンを美味しくつくって食べる楽しみをプラスすることで、より幅広い楽しさと充実感が得られます。

  • 山田俊行

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    キャンプやバーベキューをしている時に、お箸を忘れたことはありませんか?そんな時に枝でお箸をつくることができれば、何もあわてることはありません。場合によっては自作のお箸のほうが趣もあり、アウトドア感も得られ、愛着もわくので好きになることが多いようです。お箸をつくるためにはナイフワークも必要ですが、基本的な技術を学べば、誰でもつくることができます。ナイフの基本的な使い方を身に付ける方法としても、お箸づくりは最適です。

  • 中澤朋代

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    ブラシのように長い穂の形が特徴のエノコログサ(狗尾草)。日本全土に分布し、みなさんも一度は手にとって遊んだことがあるのではないでしょうか?穂が出ていたら、茎ごととって、近くの人にこちょこちょいたずらするだけでも楽しいものです。ここでは、エノコログサを使った遊びを紹介します。エノコログサの穂の部分をくるりとまくと、簡単にかわいらしいウサギや、ネコのような動物のできあがり!また穂は、握り方一つでイモムシのような動きになり、楽しいもの。散歩の合間に、親子や、ペットと一緒に、エノコログサで遊んでみましょう。

  • 増田直広

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    皆さんの中には、太陽の力で電気やお湯をつくっている家に住んでいる人がいるのではないでしょうか?このワークでは、身近なエネルギーである太陽の力を、ペットボトルの温水器でお湯をつくるという体験を通して体感します。太陽で温めたお湯を使っての足湯は最高です!日々、我々を照らしてくれる太陽に感謝しながら、エネルギーを感じでください。

  • 石花ちとく

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    ロックバランシング(ストーンバランシング)とは、岩や石を積み上げるアート。素材は石だけ、海辺や河原で、誰にでもできる純粋素朴なアートです。「石花(いしはな)」とは、日本のロックバランシングです。日本人が日本で楽しむロックバランシングの名称として名付けました。和風を意識した「石花」は、盆栽や生け花を連想させ、海外においても概ね好評を得ています。初めて見た人は「あり得ない!」「接着剤?」「出来っこない!」と驚かれます。本当はとても簡単で、誰にでもできて、心から癒される、単純な石ころ遊びなのです。とにかく一度、石ころを立ててみてください。本当に「やれば分かる!」から。ここでは、石花の基本になる「石を立てる」方法を紹介します。余裕がある方は、アレンジにも挑戦してみましょう。

  • 中澤朋代

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    ここでは、「水槽田んぼ」をつくり、稲の苗を植えて、秋まで育てて収穫を楽しみます。水を入れた水槽は、屋外に置いておいたり、生き物のいる土を入れたりすることで、身近なビオトープになります。通常の農業田んぼとは違い、水は常にためておき、収穫の日も、収穫後も抜きません。この方法は、稲の生理と、自然の生態系に合わせた栽培方法なので、きちんと育ち収穫できます。屋外に置くと藻がでてきて、イトミミズが増え、どこからかやってきた生き物が、水槽田んぼに住み着きます。小さな田んぼビオトープが、どんどん生き物でいっぱいになっていきます。こうした田んぼの姿は、昔は当たり前でした。水槽を置く環境が里山であれば、今は貴重となってしまった田んぼの生き物が復活することも期待できます。室内に置く場合は、同じく水系で取れるタニシやメダカ、ドジョウなどを飼うと、その生態系が観察できます。その場合は、遠くから来た生き物を放流しないようにしましょう。室内の身近なところに置けば、毎日水槽田んぼを観察できます。

  • 野田岳仁

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    私たちは水がないと生きていくことができません。しかも、その水は質的にきれいでなければなりません。空から降る雨や汚れた水では生活することができないのです。私たちはどのようにきれいな水を手に入れてきたのでしょうか。近代的な上水道が導入される以前の暮らしは、地域の湧き水や井戸といった地下水に頼って暮らしを成り立たせてきました。なぜなら、地下水は川や湖などの他の水源に比べてきれいだったからです。現在でも各地の上水道の水源の多くは地下水に頼っています。なぜ地下水はきれいなのでしょうか。この理由を考えるために、自然のろ過装置をつくって実験してみましょう!地下水は、地上に降った雨などが長い時間を掛けて地中に染みだしたものです。石や砂といった地層をペットボトルのなかに再現して、汚れた水がどのようにろ過されていくのか、大地による自然の浄化力を体感してみましょう!