HOW TO

How To一覧
テーマ:つくる
  • 宮原 悠

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    アウトドアの楽しみのひとつは、何と言っても野外で楽しむ料理。普段料理をしないお父さんやお子さんも、キャンプでは積極的に楽しんでいるのではないでしょうか。でも手の込んだレシピは作るのが大変・・・そこで今回のHow toでは、どんな料理も美味しさを倍増させる万能調味料『味噌』を手作りしちゃいます。「味噌は医者いらず」「味噌汁1杯三里の力」など、健康食としても注目されてきた味噌ですが、原料は、大豆と麹と塩のたった三つだけ。麹の中に含まれる酵素が大豆を分解し、自然に存在する各種細菌が美味しい味噌に作り変えていきます。完成までには8ヶ月ほどかかります。ゆっくりと時間をかけて味噌の色や香りが変化していく様子を、観察して待ちましょう!

  • 藤原祥弘

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    広い河原や小石の散らばる浜へ出かけると、だれかれとはなしに始まるのが水切りや遠投。石は人類がもっとも早い時期に使った猟具のひとつ。もしかしたら、その頃の記憶が私たちにも残っていて、自然と石を投げさせるのかもしれません。ひとつひとつ重さも形も異なる石を拾って、思うままに使いこなすのはなかなか難しいもの。適当な石を探し、その形や重さに合わせてフォームを調整し、イメージした場所に投げる、という遊びは、身体や指先の感覚や、視覚、触覚、筋肉のコントロールを養うのに最適です。※どこでも簡単に楽しめる石投げですが、注意したいのは安全の確保。石を投げる先に人や動物、民家などがないことを念入りに確認してから楽しみましょう。【連載】野生児育成計画#1 大潮の夜を探検! 真夜中の磯遊びhttps://gogo.wildmind.jp/feed/howto/67#2 「水切り」と「遠投」をマスターせよ!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/79#3 木の枝からパチンコを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/93#4 焚き火を使って「干し肉」を作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/97#5 春の小川で「草摘み」に挑戦!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/100#6 潮干狩りで狩猟採集生活にデビュー!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/102#7 空き缶でウッドガスストーブを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/112#8 五寸釘を七輪で熱してナイフを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/118

  • 「ゴツゴツ」「ガサガサ」「ツルツル」「ツヤツヤ」ということばから、それにあてはまる自然の中の物や場所を想像し、実際に探しに出かけます。テンプレートをダウンロードして枠を切り抜き、テンプレートに書かれた言葉をガイドに、それを持って様々な場所に観察に出かけます。いろいろな種類の「ゴツゴツ」「ガサガサ」や、「ツルツル」「ツヤツヤ」を写真に撮って集めます。集めた写真を見直し、自分にとって最も「ゴツ」「ガサ」や「ツル」「ツヤ」していると感じるものを数点選び、「やった!レポ」に投稿します。自分の投稿と他の人達が投稿した写真を見比べて、種類や表情の違いに驚き&楽しみましょう。このHow toでは、普段の観察では対象物の外形や色・動きなどを優先して見てしまうために意識がいきにくい「自然物の表層(注)」に目を向けることで、いつもより細かい観察眼を養い、自然への眼差しを深めます。注:語彙解説表層(英語:サーフェイス)物体の表面のこと。自然物では皮膚、樹皮といった表に出て外部と接している部分がそれにあたる。造形表現では質感(テクスチャー)と共に、物の状態を示す重要な要素として扱われる。【 WEEKEND チャレンジ |チャレンジ結果発表! 】http://gogo.wildmind.jp/feed/summary/6

  • 『越年草』(エツネンソウ)と呼ばれる植物があります。ナズナやタネツケバナなど、秋の終わりに芽を出して寒い冬をしのぎ、春一番に花を咲かす草たちです。稲刈りが終わった田んぼや、ちょっとした水路の脇などにたくさんあります。そこは今まるで春のように。柔らかな草の海なのです。さあ冬の摘み草へ行きましょう!裏側の春に入りこもう!参考書:「野草のロゼットハンドブック」(文一総合出版 亀田龍吉)・「ハチスカ野生食材料理店」(小学館 蜂須賀公之)

  • 秋から冬にかけて、おもに東日本ではたくさんの落葉樹たちが葉っぱを落とします。その葉っぱをよく見ると、いろんな個性があって面白い!今回は、落ち葉でハガキを作りながら、落葉樹の生きざまに迫ってみましょう。【連載】発見せよ! #1 厳冬対策!花と昆虫の最強タッグ! https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/73#2 落ち葉の秘密とハガキ作り https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/74#3 冬に楽しい!水辺に浮かぶ水鳥の不思議 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/84#4 冬芽ウォッチング http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/88#5 春はどこからやってくる?https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/98

  • 井上綾乃

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    スーパーで売られている魚は、切り身の状態か調理しやすいように魚のウロコが取られている状態です。しかし、本来魚はウロコをびっしりと体に備えています。魚のウロコは、水の浸透圧の調整を助ける役割をしたり、保護の役割を持っています。観察の材料としては成長のようすや環境、魚種を判別するなど、魚を研究する上で役立つデータのひとつです。ウロコという小さなパーツから、大海原で暮らしていた魚を想像してみましょう。

  • 宮原 悠

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    体を動かすアウトドア遊びに必須なのが飲み物。緑茶や麦茶、スポーツドリンクなど喉を潤す飲み物を水筒に入れて出かけていると思います。だけど飲む行為は立派な食事。喉を潤すだけでなく、栄養をとったり、疲れを癒したり、体を温めたりすることだってできるんです。今回ご紹介する甘酒は、飲む点滴と言われる日本伝統のエナジードリンク。お出かけの前の晩に水筒に仕込んでおけば、甘くて栄養満点な甘酒が楽しめます。このHow toでは、麹菌をつかって甘酒を作り、アウトドアで楽しむ方法を紹介します!

  • 原 一浩

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    アクアテラリウムというのは、アクアリウムとテラリウムが合わさったもので、水生生物と陸上生物の過ごす水辺を再現したものです。身近な水辺というと、川と川辺ということになります。近くに川がある方もない方もいるでしょう。ひょっとしたら、身近にあるものは観葉植物という方もいるかもしれません。アクアテラリウムをうまく作ると、生き物がそれぞれ生活に必要な活動をしている結果として、ほかの生物にとって必要なものが供給できている状態になり、小さな自然を生み出すことができます。さあ、さっそくやってみましょう。

  • 井上綾乃

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    耳石とは、脊椎動物すべてに備わっている平衡感覚を司る器官です。平衡感覚は、たとえば頭や体を傾けたら体が傾いたと脳が認識する感覚のこと。平衡感覚がなくなると、まっすぐに立てなかったり、歩けなくなってしまうため、生きていくためには重要な器官です。魚の耳石は、木の年輪のようにできる模様が特徴です。この模様から年齢を推定したり、過ごしてきた環境の水温や、餌の量などを調べることができ、実際に1980年代からは放流後のサケやマスの生態の研究に役立ています。この「耳石」は、自宅の食卓でも簡単に耳石を採取することができます。研究者のようにチャレンジしてみましょう!

  • 私たちの生活に必要不可欠なあかり。電気を使う生活に慣れた私たちにとって、スイッチを押せばいつでも明るいのが当たり前かもしれません。でも時には外に出て、人間が太古の昔から親しんできた美しく根源的な「自然の光」や「炎」「闇」を、あかりと共に楽しんでみるのはいかがでしょうか。大きな空は、昼は明るく真っ青、夕方には刻々と綺麗なピンクから紫色に変化し、やがて闇夜につつまれます。そしてキラッと輝く星や月を楽しむ時間が訪れます。森の中で、この美しい自然光の変化と、私たちが準備した僅かなあかりを一緒に楽しめたら、最高に幸せなことだと思いませんか?自然光が変化するこの美しい時間を楽しむためには、薄暮の時間に合わせたあかりの段取りが大切です。このHow toでは自然の中であかりをもっと楽しむ方法をお伝えします。地球上で体験できる「空」のパワーと、私たちが準備する「小さなあかり」を融合させて、光を満喫してみませんか?* 焚き火やランタンは、火を使っていい場所かどうか、場所のルールを確認しましょう。 また、小学生以下の子どもが火を使う場合は、必ず大人と一緒に行いましょう。

  • 初級編で紹介したスキンダイビングは、最小の道具しか使わないので、水の中を自由に動き、イルカやペンギンのように海を飛ぶような体験を楽しめます。しかし近くに来てくれた魚以外の生き物を見るのは難しいものです。浅瀬で透明度が高いサンゴ礁でも、水面に浮かんでいる状態だと水が反射したり動いたりして、海底の生き物を見られないことがよくあります。海に浮いているのも空を飛んでいるようで楽しいですが、中級編では海底の生物にもう一歩近づく方法を紹介します。中級編を通して見られる海の中の景色は、実は水深何百メートルまで続いています。さぁ深海を感じてみましょう。初級編はこちらより:http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/64*必ず二人以上のペアーで一緒に泳ぎましょう。海のコンディション(風向き、潮の干潮、波の高さ)を頭に入れましょう。肌の露出は少なくし、日焼けには十分注意しましょう。海では、小型船やジェットスキーなどに注意しましょう。初めてフリーダイビングに挑戦する時は、必ず経験者と一緒に行いましょう。

  • 自然の中に行くと、白や黄色や緑など自然の色に目をやったり視覚に頼った楽しみ方が多いように思います。このHow toではちょっと視点を変えて、「におい」で自然を感じてみようという遊びを紹介します。冬の朝のにおい、夏の夕暮れどきのにおい。季節によっていろいろなにおいがあるのはご存知ですか?「見ること」だけでなく、「嗅ぐこと」で自然を体験してみましょう。

  • 水中に潜る方法として有名なのはスキューバダイビングです。酸素ボンベを背負って、空気量や浮力を調節するBCジャケットで身体を締め付け、息を吸うためのマウスピースでコードだらけになって潜ります。背中のボンベ+ジャケット+ケーブルが最低3本はついているため小回りが利かず、狭い所では引っかかり、自由な格好をするとボンベに頭やおしりをぶつけたりします。一方でスキンダイビングは、重い機材から自由になり、人間が海の中を飛ぶために必要な最小限の道具で水に入ります。スキンダイビング(またはシュノーケリング)の最大の魅力は、足を地面から離して空中に浮いている感覚を味わえることです。まるで森の上空を飛んでいるようで、楽しいものです。グラスボートから水中を眺めるよりもっと近くで、自由に海を感じてみませんか。*必ず二人以上のペアーで一緒に泳ぎましょう。海のコンディション(風向き、潮の干潮、波の高さ)を頭に入れましょう。肌の露出は少なくし、日焼けには十分注意しましょう。海では、小型船やジェットスキーなどに注意しましょう。初めてスキンダイビングに挑戦する時は、必ず経験者と一緒に行いましょう。

  • 山田俊行

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    火は私たちに熱と光を提供してくれます。肉を焼き、お湯を沸かし、闇夜を照らす火をコントロールすることができれば、アウトドアで頼りにされること間違いありません。今回は初級編としてライターで薪に火をつけることに挑戦してみましょう。木の固まりである薪にいきなりライターで火を近づけてもなかなか火はつきません。小さい火からコツコツと育て上げていく感覚を持つことがポイントです。これが大原則です。これを身に付けることができれば、焚火マスターへの道も遠くありません。今回は小さな焚火にチャレンジします。自分の火は少しずつしか大きくなりません。急がば回れの気持ちでのんびりと挑戦してみましょう。* 小学生以下の子どもが火を使う場合は、必ず大人と一緒に行いましょう。 直火で焚き火を行うことを禁止している場所もあるので、場所のルールを確認しましょう。 (焚き火が許されているキャンプ場や、子どもの場合はプレーパークなどもおすすめです)

  • ロックバランシング(ストーンバランシング)とは、岩や石を積み上げるアート。「石花(いしはな)」は、日本のロックバランシングです。今までに基本編「石を立ててみよう」、アレンジ編「石ぼうず」で、石花の楽しさを紹介しました。基本編:石を立ててみよう! http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/5アレンジ編:石ぼうず http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/60このHow toでは、アレンジ編として、石花の型「拮抗立ち(きっこうだち)」(またの名をカウンターバランス)に挑戦します。反対方向への力がそれぞれ拮抗して、複数の石が絶妙なバランスをとりながらピタリと静止する姿。機械やコンピュータでもできっこない技が、人の手には可能だという実感を、石ころを通して体験してください。