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2017.08.222248 views

【連載】ブッシュクラフト入門#9 ファイヤースターターキットをカスタマイズ!

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川口拓

WILD AND NATIVE 代表
キットを作って、自分好みの着火スタイルを身につけよう!

タープでシェルターをつくり、シェルター内のレイアウトを決め、焚き火の位置が決まり、いよいよ焚き火に火を入れる。ブッシュクラフトという趣味の中でも、最もワクワクする瞬間のひとつです。そんな時に、自分でカスタマイズしたオリジナルのファイヤースターターキットを持っておくと、楽しさも倍増しますし、便利で、イザという場面にも活躍します。

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【連載】ブッシュクラフト入門
#1 ペグ作りで覚えるナイフの使い方
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/86
#2 タープと2種類のロープワークでつくるシェルター
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/87
#3 フォックスウォークで地球と歩こう
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/90
#4 トラッキングベーシック
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/96
#5 ナイフ一本で挑戦!快適な焚き火ベンチをつくろう
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/103
#6 マルチに使える薬草ミストを仕込もう!
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/117
#7 サバイバル術「シグナリング」を覚えておこう!
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/124
#8 まわりにある素材でトング(火箸)を作ろう!
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/129
#9 ファイヤースターターキットをカスタマイズ!
https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/136

READY
準備するもの
  • マッチ

  • ライター

  • 麻ひも

  • メタルマッチ(エクソタックNanoストライカーXLを使用)

  • コットンや脱脂綿

  • チューブワセリン

  • アルミホイル

  • ジップロック(大、小)

  • キットを収納するケース

STEP 1

キットのコンセプトを決める

  • Sp d1286e56 1f9f 4b78 9ad9 7c7e41eee6a1
    今回準備したもの
  • Sp 142e20fa 00ab 4b68 990b cc90b077c8f0
    着火剤も自分のスタイルに合ったものを

着火剤になり得るものは多種あります。それぞれが違った性質を持っており、漠然と優劣を決めるのは難しいでしょう。
状況と経験次第では、ナイフ一本とマッチ一箱だけでも充分カバーできてしまいます。少し過酷な状況下におけるバックアップだったり、遊び心を出したければメタルマッチだったりを取りいれるのもよいでしょう。
そんなわけで、まずは自分の活動状況やスタイルを考慮し、コンセプトを決めましょう。

POINT

今回ご紹介するファイヤースターターキットのコンセプトは、こんな感じです。
・普通のマッチ、ライターを基本とする(個人的な好みです)
・バックアップ(マッチが濡れた時など)&ちょっと遊び心でメタルマッチ
・薪は現地の小枝など、その場で調達
・雨で湿った薪しか手に入らなくても着火可能
・ケースをお洒落にして遊び心をさらに取りいれる
・期間は1泊2日

「実践的、楽しい、懲りすぎない」という、私的にはオールラウンドなコンセプトかなと思います。

STEP 2

まずは大好きな、マッチ

  • Sp 172d6246 98b1 4ab7 b092 a8aeedb8c73a
    杉の葉などに簡単に着火できるマッチ
  • Sp c29888b3 2b3f 4703 8291 1917ccf9d864
    防水効果が期待できるダブルシーリング

マッチは、個人的に超お気に入りの着火道具です。そんなに長い時間ではありませんが、「炎」を出してくれるのが大きな利点です。杉の枯葉など、多少キメの粗いティンダー(燃えさし)にも、直接着火できます。(メタルマッチなどは、キメの細かい繊維状に近いティンダーが必用になります。詳しくは後述で)
普通のマッチ(ライターも)は、濡れや風に弱いという性質があり、大雨の中でも行動したり、水の中にバシャバシャと入って行き、行動時間、範囲の制限等で、野営場所を自由に選べないような、ミリタリー系の行動には向かないと言われています。
その一方、この連載でご紹介しているようなブッシュクラフトのスタイルでは、ゆっくりと、自由にロケーションを選び、シェルターを丁寧に設営します。基本的には、雨風を避けた状態で火が起こせるようなスタイルですので、防水、防風仕様のマッチでなくても大丈夫だと思います。(勿論防水対策はします。POINT参照)
但し遊び心だったり、万が一の想定も大切です!そういう特殊なマッチが欲しかったら是非用意しましょう。(私も持ってます。)

POINT

・身近な防水対策「ダブルシーリング」を覚えよう
市販の防水ケースも頼りになりますが、身近で、安価に出来る、アウトドアマンの間で有名な「ダブルシーリング」という方法を知っておきましょう。格好イイ名前がついていますが、至って単純な方法で、ジップロックなどの袋に入れたものを、更に大き目の袋に二重で入れるというものです。固いケースに比べて、かさばらず、コンパクトにまとめられる利点もあります。同じグループのものをまとめられるので、整理もしやすいです。

・バックアップとして、マッチ、ライターを二つずつくらい、スペースが許すのであれば持っておくと安心です。

STEP 3

乾燥&着火ができる強い味方、ライター

  • Sp eef13f2c 0018 4d00 92db 9468491d5cc4
    こんな風に持って
  • Sp fd66b0b0 18f2 4f5c bfa2 e3842c55c056
    指を炙らないように横に倒す

ライターは、持ち方などに気をつけて、上手に使えば、ある程度の間炎をキープできます。そんな特性を活かして、例えば少し湿ったティンダーに炎を当て続けて、乾燥させながら、ちょっと強引に着火させる事も可能です。燃料はちょっと食いますが、かなり便利な特性だと個人的には思います。
着火する時、どうしてもライターを横にすることが多いかと思います。その際、炎の先が自分の指などを炙ってしまい、熱くて持っていられないことも。写真①②を参照に、指を炙らないように横に倒せば、ある程度長い間、炎を当て続けられます。炎の特性を把握し上手に使いましょう。但し炙りすぎると、ライター本体が加熱されるので程々に。

前述の通り、ライターは風などに弱いですが、濡らさない、風を除けて焚き火をしなければならないという状況が、風向きなどの自然をきめ細かく感じる気付きをもたらしてくれます。また、濡れに弱いのであれば、濡らさない、湿らせないという、テクニックも身につける事ができます。
一見、欠点や、悪状況に感じられる事を味方につけられるように心掛けると、ブッシュクラフトがもっと楽しくなり、上達するのだと思います。

MATOME
まとめ

ファイヤースターターキットを作るのにルールはありません。最小限にしたい、お洒落にしたい、安価にしたいなど、自分好みのコンセプトで作るのが一番楽しいです。
自由な発想でまずはひとつ作って、出掛けてみましょう。そうして初めて、次はこれを足したい、これは不要など、指標が見えてきます。その都度カスタマイズすることで、本当に使いやすく、愛着のあるファイヤースターターキットが出来上がっていきます。是非自慢のセットを作ってみてください。

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気が向いたら是非手にとってみてくださいね!

GROW CHART
成長スコアチャート
野性4
3知性
3感性
アクティビティ
つくる
環境
森 ・ 公園
季節
春 ・ 夏 ・ 秋 ・ 冬
所要時間
30分~60分
対象年齢
中学生以上
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