子どもにも大人にも人気がある昆虫界のアイドル、テントウムシ。テントウムシには、とてもたくさんの種類がいます。小さなもの、大きなもの… 黒いもの、赤いもの、黄色いもの… たくさんの星(紋)があるもの、少しだけ星があるもの、星がないもの… ほかの虫を食べる肉食のもの、植物の葉を食べる草食のもの… などなど。テントウムシについての少しの知識があれば、今まで気づかなかったたくさんの種類に出会うことができます。中には、同じ種類なのにまったく違った姿をしているものや、逆に、違う種類なのにお互いそっくりな姿をしたものもいて、ゲーム感覚で種類調べを楽しむこともできます。さあ、身近に見られる小さな妖精、テントウムシの世界をエンジョイしましょう!(このHowtoは、それぞれのSTEPを違う日におこなうこともできます。)
このHow toは、あなたの身長から地面へ着陸して、地上を探検する小さな冒険です。(実際には飛び降りません!)この冒険を通して自然を眺めると、私たちの視線は、見ているようで実は見ていない、習慣的な見方をしていることを体験的に理解します。例えば一段高い所に上がると、視線の変化でいつもの風景が新鮮に見えるようになります。つまり、視点を変えることで、見過ごしていたものを注目できるのです。習慣的な見方を開放すると、ちょっと新鮮な世界が開けます。探検したい場所はあなた次第。マイクロスカイダイビングにでかけましょう!
5月のゴールデンウィーク頃から高尾山の登山道を歩いていると、ところどころに葉っぱが丸められた巻物のようなものが落ちています。しっかりと巻かれた、大きさ2cmから4cmくらいこの葉巻は、いったい誰のしわざでしょう?実は、「オトシブミ」という甲虫が、卵を守るために作った葉っぱのゆりかごで、中には卵が1つ産み付けられています。オトシブミの名前は「落とし文」が由来です。その昔、人々は大きな声では言いにくいことを巻物にして道に落としていました。ラブレターも同じように落とされていたようです。オトシブミが落とす葉巻が、その巻物にそっくりだったため、こんなにロマンチックな名前がつきました。葉巻をつくるオトシブミの仲間は日本に30種類いて、北海道、本州、四国、九州など、幅広く分布しています。このHow toでは、高尾山の登山道をゆっくり歩きながら、この葉巻をつくった張本人である「オトシブミ」を探す方法を紹介します。
〈WILD MIND REAL!〉「親子×カメラ de 生き物探し」を実際に体験できるイベントを昭和記念公園で7/21(金)、22(土)、30(日)で開催します!申し込みはこちらからhttp://www.showakinen-koen.jp/information/httpwww-showakinen-koen-jpp4376/気軽に使えるデジタルカメラ。大人が持っている、使っているイメージが強いですが、実は子供でも簡単に使えて、色々なことを楽しみながら記録できるデバイスです。むしろ、子供には、どこでも使える、優れた「遊び道具」と言った方がよいでしょう。そんなカメラを相棒に、子供たちと自然の中に出かけてみませんか? このHow toでは、デジタルカメラを活用した、自然の中で親子が一緒に楽しめる遊びを紹介します。このゲーム感覚の活動には、子供の心身の成長に大切な要素、「好奇心」「集中力」「観察力」「他者・自己理解」「自尊感情」などが含まれています。この遊び体験を通してもたらされる育み、すなわち教育的効果について、「ルーペ効果」「シェア育理論」と名付けました。(独自のネーミング)詳しくは、各ステップを説明する中で、その科学的根拠もふまえながらお伝えしていきます。
寒い冬のフィールドでは、虫たちの姿はほとんど見られませんが、そんな季節をわざわざ選んで活動する変わり者の蛾「フユシャク」がいます。フユシャクとは、漢字で書くと「冬尺」。冬に出現するシャクガ(尺蛾)の仲間のことです。日本国内に35種類ほどが生息し、探し方さえ知っていれば、身近な自然公園などでも見つけることができます。フユシャクのオスは普通の蛾なのに、メスは翅(はね)が退化していて、とても蛾の仲間とは思えない奇妙な姿をしています。真冬のフィールドで、翅のないメスがひっそりとフェンスにとまっていたり、お互い似ても似つかないオスとメスが交尾している場面に遭遇すると、私たちのすぐそばで、人知れず繰り広げられている小さな自然のドラマに感動することができます。
身の回りで自然がある風景といったらどこでしょう?学校への通学路、会社への通勤路、近くの公園などでしょうか。今回は、そんな身の回りで厳しい冬が近づくと起こる変化に注目しましょう。さて何が起きているのか・・・想像がつきますか?【連載】発見せよ! #1 厳冬対策!花と昆虫の最強タッグ! https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/73#2 落ち葉の秘密とハガキ作り https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/74#3 冬に楽しい!水辺に浮かぶ水鳥の不思議 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/84#4 冬芽ウォッチング http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/88#5 春はどこからやってくる?https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/98
明かりを獲得して以来、われわれ人類は暗闇から遠ざかってしまいました。一度距離を置いて未知なものになると、それを怖いと感じてしまうのが人間の性。しかし、ほとんどの哺乳類が今でも夜の暗闇の中で生活をしているように、かつては人も暗闇の中で暮らしていたのです。そこで、もう一度、暗闇と友達になってみませんか?きっと、今まで見えなかったことが見えてくるはずです。
皆さんにとって身近な自然である自分の家や近所にはどんな生き物がいますか?この活動では生き物探検隊になったつもりで、生き物を探します。その結果を地図に落とし込んでいくと、近所に意外と多くの生き物がいることや、生き物と身の回りの環境との関係性やつながりに、気づくことができるでしょう。
今回オススメするのは「秋の鳴く虫さがし」です。夜、耳を澄ませば、虫たちの鳴き声が心地よく聞こえてくる秋。いったいどんな虫がどんな姿で鳴いているか、気になりませんか?夜、自分の耳を頼りにしながら、ライト片手に探し回るスリル。誰かと行った方が喜びを分かち合えて盛り上がるので、ひとりじゃない方がオススメです!!(もちろん、お子さんは大人の人と一緒にやろうね!)
学校にはたくさんの草花や樹木があります。簡単に思い浮かぶのは、観察実験のために育てた朝顔や、卒業の時に植えた記念樹などでしょうか。教材としての自然物が、日本の小学校に積極的に設けられるようになったのは明治後期からです。観察研究に用いたり、美的観念を養ったり、作業の習慣を身につけさせたり。学習環境を整えるために遮光や空気清浄の目的で設けることもありました。今の学校には、その時々の教育目的に応じた様々な自然物が生き残っています。一方で、こうして人々が決めた教育上の目的とは関係なく、勝手に育ってしまった雑草や、コケ、昆虫などももちろん存在しています。このHow toでは、学校のなかの「自然」をみつけるヒントを紹介し、子どもたちそれぞれの感性で、自然に対する興味を広げるきっかけを与えます。※学校のなかの樹木、草花、動物は、破損したり、持ち帰ったりしないように注意してください。
わたしたちが毎日のように口にしているお米。黄金色の田んぼを車窓から眺めることはあっても、穂が垂れた稲を間近に見る機会は案外少ないものです。豊かに実った稲のまわりには、たくさんの生きものが集まってきます。生きものとの出会いから収穫体験まで、この秋田んぼに出かけてみませんか?刈取り前の田んぼは水を落としているので、泥んこになるのはちょっと・・・という人も大丈夫ですよ。
森を観察し、どんなところにカブトムシやクワガタムシが来るか予想しながら、トラップを仕掛けてみましょう。ただやみくもにトラップを仕掛けるのではなく、木々をじっくり観察してカブトムシやクワガタムシが好む木を見つけます。クヌギやコナラの樹液に集まると図鑑には書かれてますが、森の中で実際見分けることができるでしょうか?トラップを使わずに木の樹液などを見つけて採集活動ができればよいですが、「罠を仕掛ける」のも採集本能をくすぐって面白いものです。*注意:夜、雑木林に採集に入る場合は、危険な場所や通れない場所、暗いとわかりにくい場所を、明るいうちに確認しておきましょう。夜いきなり行くと森の中で迷ったり、思わぬトラブルに遭遇することもあります。*注意:虫刺されや怪我の予防を考えて、適した服装、準備(虫よけ、帽子、タオル、長袖長ズボン、手袋、運動靴など)をして出かけましょう。また、水分をよく摂取し体調管理には気を付けて活動しましょう。
子供の頃よく遊んだ「むし」。大人になったら、さわれなくなっちゃった!という人、多くいませんか?でも、親になったら、子どもがむしに興味を持って「これなあに?」「さわってもいい?」と聞いてきます。その時どうしたらいいでしょう?せっかくなら「むし」と一緒に遊んで、親子で小さな生き物の世界を楽しめたらステキですよね!「むし」という、人間とはものすごくかけ離れた生き物。その違いをイヤだと思えばそれまでだけど、せっかくなら楽しんでみませんか?このHOWTOでは、むし好きもむし嫌いも夢中になっちゃう運動会を開くことで、知らず知らずのうちに「むし」と仲良くなる方法を伝授します。
森を歩きながら、どんなところにカブトムシやクワガタムシが来るか観察し、採集してみましょう。ただやみくもに歩くのではなく、木々をじっくり観察してカブトムシやクワガタムシが好む木を見つけます。クヌギやコナラの樹液に集まると図鑑には書かれてますが、森の中で実際見分けることができるでしょうか?目で見て探す採集は、雑木林で樹液を出す木を探すことからはじまります。「カブトムシ・クワガタムシを探す」というよりも「樹液が出ている木を探す」という感じです。*注意:夜、雑木林に採集に入る場合は、危険な場所や通れない場所、暗いとわかりにくい場所を、明るいうちに確認しておきましょう。夜いきなり行くと森の中で迷ったり、思わぬトラブルに遭遇することもあります。*注意:虫刺されや怪我の予防を考えて、適した服装、準備(虫よけ、帽子、タオル、長袖長ズボン、手袋、運動靴など)をして出かけましょう。また、水分をよく摂取し体調管理には気を付けて活動しましょう。
樹液採集やトラップ採集より、はるかに簡単なのは外灯での昆虫採集です。道具の用意や準備は最小限で出かけられます。広葉樹の山間を走っている道沿いの明るい外灯の下に転がっていることが多く、標高がそれほど高くない山中の道路は特にねらい目です。外灯だけでなく、付近の自動販売機やコンビニ、施設にある水銀灯、橋やダムの外灯もねらい目です。黄色い光にはあまり飛んでこないので、白や青の光を探しましょう。LEDの街灯は集まりにくいので避けたほうが良いでしょう。やみくもに歩き回ってもなかなか成果は出ないので、昼間のうちに車などで探索することをおすすめします。街灯を探すだけでなく、まわりの木々を観察してカブトムシやクワガタムシが好む木を見つけましょう。*注意:虫刺されや怪我の予防を考えて、適した服装、準備(虫よけ、帽子、タオル、長袖長ズボン、手袋、運動靴など)をして出かけましょう。また、水分をよく摂取し体調管理には気を付けて活動しましょう。