HOW TO

How To一覧
テーマ:生き物
  • 渡邉智之

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    野生動物と聞くと、人の生活からは遠い場所で暮らすイメージがあるかもしれませんが、日本では身近な場所でも多くの野生動物が暮らしています。その代表的な存在が「ホンドギツネ」です。普段私たちが生活しているだけでは、このかわいい隣人に気付くことはありません。ですが、彼らの目になって自分たちの暮らす街の中をよく見てみれば、実は彼らの存在の証拠がいたる所で見つかるのです。そんな、ホンドギツネを中心とした身近な野生動物を観察するために、彼らの知られざる生態と五感をフルに使って観察するコツを紹介します。

  • 井上綾乃

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    魚は種類によって口の構造が異なります。口の構造に限らず、あらゆる魚の体のフォルムの違いには、生息域にあわせた捕食スタイルによって大きく影響があるようです。それは、魚が進化の過程で身につけてきたデザインともいえるでしょう。このHow toでは、普段食卓にあがる身近な魚で口の構造を観察し、海で泳いでいた時はどんな捕食をしていたか、またどうしてそんな構造になったのか想像してみることで、進化のデザインに触れてみます。

  • 中村忠昌

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    カワセミという鳥を知っていますか?「水辺の宝石」とも呼ばれ、何となく耳にしたことがある方は多いかもしれません。少し前には某地下鉄のコマーシャルで、有名女優さんがカワセミを探している映像が流れていました。だいぶ市民権を得てきたと思われるカワセミですが、野外でその姿を見た経験のある方は、まだまだ少ないと思います。「連載 バードウォッチング入門」では、これまで2回にわたって、バードウォッチングの楽しさと野鳥の魅力をお伝えしてきましたが、最後となる今回は、「野鳥界のアイドル(!)」カワセミに出会うためのコツをお教えします。漢字で書くと「翡翠」、宝石の翡翠(ひすい)と同じ字を当てます。光が当たると青く光って見える、とにかくキレイなカワセミ。これを読めば、カワセミに出会えること間違いなしです!【連載】バードウォッチング入門#1 鳥が、もっと好きになる!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/128#2 「声」を頼りに身近な小鳥に会いに行こう!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/138#3 水辺の宝石「カワセミ」に会いに行こう!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/145

  • 藤原祥弘

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    9月はシュノーケリングに最も適した季節。海水温は8月とそれほど変わりませんが、初秋の磯は盛夏のころより魚の数が多くなり、透明度もぐんと高くなります。つまり、真夏並みの水温がありながら魚影が濃いのが9月の海なのです。シュノーケリングで海中散歩するだけでも十分楽しめますが、狩猟本能が発達した人におすすめしたい遊びが「泳ぎ釣り」。泳ぎながら魚の潜んでいそうな場所を探し、そこに餌を送りこんで釣り上げるアグレッシブな釣りです。魚の姿を見ながら釣り上げる泳ぎ釣りは、種類ごとに異なる餌の取り方や、生態の違いを観察するのにもうってつけ。いろんな餌やアプローチで魚たちにせまってみましょう。【連載】野生児育成計画#1 大潮の夜を探検! 真夜中の磯遊びhttps://gogo.wildmind.jp/feed/howto/67#2 「水切り」と「遠投」をマスターせよ!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/79#3 木の枝からパチンコを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/93#4 焚き火を使って「干し肉」を作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/97#5 春の小川で「草摘み」に挑戦!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/100#6 潮干狩りで狩猟採集生活にデビュー!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/102#7 空き缶でウッドガスストーブを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/112#8 五寸釘を七輪で熱してナイフを作る!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/118#9 夏の夜の雑木林を探検!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/127#10「カラムシ」の繊維で紐を作ろうhttps://gogo.wildmind.jp/feed/howto/135#11 魚の多い秋の磯で、シュノーケリングで泳ぎ釣り!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/141

  • 花嶋桃子

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    ウミホタルとは、体長3mm程度の透明で硬い殻と関節をもつ節足動物で、カイミジンコの仲間。日本では、太平洋沿岸で「キレイ・海底が砂地・周りが暗い」という条件がそろった海に多く生息しています。ウミホタルは通常、日中は海底で生息していますが、夜になると活発に海中で捕食活動をします。仲間に危険を知らせるためや求愛行動のため、体から酵素を出し、青白く光ります。そんなウミホタルは、自分で採集して観察することができます。※採集をする時は、必ず大人と一緒に行いましょう。※安全のため、救命用うきわとライフジャケットを準備しましょう。※堤防によっては、立ち入りが禁止されている場所があります。あらかじめ確認しましょう。

  • 中村忠昌

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    身近に暮らす野鳥の存在、皆さん気付いていますか?「スズメとハトかカラスくらいしか、都市部にはいないんじゃない?」と思われてるかもしれませんが、実は東京の街中でも10種くらいの野鳥が普通に生活をしています。そして、池や川、海が近くにあったり、冬になったりすると、さらにその種類は増えます。「連載 バードウォッチング入門」は、日本で唯一の本格的バードウォッチングマガジン『BIRDER』監修のもと、野鳥観察の楽しさと魅力を全3回にわたり紹介します。この連載を通して、実は身近に多くの野鳥が暮らしていること、そして、彼らの可愛さ、美しさ、逞しさなど、たくさんの魅力に気付いてもらえると嬉しいです。そして出来れば、鳥以外の生き物や、それを取り巻く(=彼らが生活をしている)自然環境にも関心を持ってもらえることを願います。第2回は、「声」を頼りに、身近な小鳥を探す方法をお教えします。前回紹介した水鳥に比べると、観察するのに少しコツが必要ですが、カワイイ小鳥が双眼鏡の中で、ちょこまかと動いている様子はきっと感動すると思います。ぜひ、小鳥を探しに出かけましょう!【連載】バードウォッチング入門#1 鳥が、もっと好きになる!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/128#2 「声」を頼りに身近な小鳥に会いに行こう!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/138╲最高のアウトドアグッズがもらえるプレゼントキャンペーン実施中!╱https://gogo.wildmind.jp/campaign/201708/index.html

  • 井上綾乃

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    干物は、保存力を高めつつうま味成分が高まり、食品としても重宝され、古くは縄文時代から今日に至るまで盛んに作られています。販売されている干物は品質がよく、とてもおいしいものです。ですが、この干物は自分でも作ることができ、味付けも自分で調整することができます。干物といってもさまざまな製法がありますが、なかでも素干しの作り方はカンタン。魚を腹開きで開いて内臓など不要な部分を取り払い、海水と同じ濃度の塩水に浸けて天日や陰干し、もしくは一夜干し(夜間に干す)、風通しのよい場所で干して水分を軽く飛ばすだけ。普段のおかずにももちろんですが、屋外で釣りをしてクーラーボックスがない時などに役立つ便利なスキルです。今回は干し網作りから解説していますが、極端に言えば、魚とナイフ、塩と水あればできるものです。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

  • 中村忠昌

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    身近に暮らす野鳥の存在、皆さん気付いていますか?「スズメとハトかカラスくらいしか、都市部にはいないんじゃない?」と思われてるかもしれませんが、実は東京の街中でも10種くらいの野鳥が普通に生活をしています。そして、池や川、海が近くにあったり、冬になったりすると、さらにその種類は増えます。「連載 バードウォッチング入門」は、バードウォッチングの楽しさと野鳥の魅力を、全3回にわたり紹介します。この連載を通して、実は身近に多くの野鳥が暮らしていること、そして、彼らの可愛さ、美しさ、逞しさなど、たくさんの魅力に気付いてもらえると嬉しいです。そして出来れば、鳥以外の生き物や、それを取り巻く(=彼らが生活をしている)自然環境にも関心を持ってもらえることを願います。第1回は、身近に暮らす野鳥の紹介と、バードウォッチングの魔法アイテム双眼鏡や図鑑の選び方、また、バードウォッチング初心者にオススメ、水辺に暮らす鳥の観察方法を紹介します。水辺には、体が大きく、動きもゆっくりしていて観察しやすい種類がたくさんいます。さぁ、あなたも、鳥がもっと好きになる!

  • 半澤聖也

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    魚を釣るのはちょっと敷き居が……。そんな女性や子供でも楽しめるのが、テナガエビ釣り。シンプルな道具と、目でエビを探して餌を落とすだけの簡単な方法で、たくさん釣っておいしく食べてみよう! 餌はなんと冷蔵庫に眠ってる魚肉ソーセージでOK。ミミズなど虫が苦手で、釣りをあきらめていた皆も、この夏からテナガエビ釣りを始めてみよう!※水難事故防止のため必ずライフジャケットを着用し、大人の人と行動しましょう。

  • 井上綾乃

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    魚を捌くことは、サバイバルスキルが上がるだけではありません。魚の体の構造を知ることができたり、魚がどんな食生活をしているのか知る手がかりとなります。捌くときに、胃袋を開けてみましょう。例えば、胃袋の中にカニがあれば、その魚は捕食のために海の底にいたことがわかります。本来は小魚をメインに食べるはずの魚だとすれば、カニを食べていた理由はなんだろう? 海流に小魚が回っていなかったのかもしれません。それとも、水温が低くて泳ぎ回る活力がなく、単に底にいたからかもしれません。そうやって胃袋にあった餌から、その魚がどうしていたかを想像することで、魚や海全体のサイクルを意識するきっかけになると思います。そうしたイメージの積み重ねで、次に魚を釣るときのヒントのひとつとなるかもしれません。調理をするために魚を捌くだけではなく、自然のヒントを得るきっかけにもなります。

  • 川口拓

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    折角ブッシュクラフトをするのであれば、食料も現地調達したい!なんて思う方も多いかと思います。特に野生動物をハンティングして、それを食料に出来たらとってもワイルドな体験になるはず。但しそれには狩猟免許をとらないといけなかったり、解体しないといけなかったり・・・色々と敷居が高いんです。そこでお勧めなのが、今回ご紹介する「トラッキング」というアクティビティです。トラッキングというのは、動物の痕跡を見つけ、それを追っていくという、狩りに使われる技術のひとつです。ぜひこれをやってみましょう。ただし目的は、「狩」ではなく、痕跡を見つけ、その主の「気配」を感じること、その「物語」を読み取ること。あわよくば野生動物を目撃する!なんてことも出来るかもしれません。特に原始的な狩に使われたトラッキングは、「追跡術」というよりは、その痕跡の主に「同調する術」なのです。このちょっとだけ不思議な世界を、ぜひ一緒に体験してみましょう。【連載】ブッシュクラフト入門#1 ペグ作りで覚えるナイフの使い方https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/86#2 タープと2種類のロープワークでつくるシェルターhttps://gogo.wildmind.jp/feed/howto/87#3 フォックスウォークで地球と歩こうhttps://gogo.wildmind.jp/feed/howto/90#4 トラッキングベーシックhttps://gogo.wildmind.jp/feed/howto/96#5 ナイフ一本で挑戦!快適な焚き火ベンチをつくろうhttps://gogo.wildmind.jp/feed/howto/103#6 マルチに使える薬草ミストを仕込もう!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/117

  • 小森伸一

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    〈WILD MIND REAL!〉「親子×カメラ de 生き物探し」を実際に体験できるイベントを昭和記念公園で7/21(金)、22(土)、30(日)で開催します!申し込みはこちらからhttp://www.showakinen-koen.jp/information/httpwww-showakinen-koen-jpp4376/気軽に使えるデジタルカメラ。大人が持っている、使っているイメージが強いですが、実は子供でも簡単に使えて、色々なことを楽しみながら記録できるデバイスです。むしろ、子供には、どこでも使える、優れた「遊び道具」と言った方がよいでしょう。そんなカメラを相棒に、子供たちと自然の中に出かけてみませんか? このHow toでは、デジタルカメラを活用した、自然の中で親子が一緒に楽しめる遊びを紹介します。このゲーム感覚の活動には、子供の心身の成長に大切な要素、「好奇心」「集中力」「観察力」「他者・自己理解」「自尊感情」などが含まれています。この遊び体験を通してもたらされる育み、すなわち教育的効果について、「ルーペ効果」「シェア育理論」と名付けました。(独自のネーミング)詳しくは、各ステップを説明する中で、その科学的根拠もふまえながらお伝えしていきます。

  • 一見、さみしくなる印象の冬の自然。しかし、池や湖、川や海などの水辺に行くと、冬にだけやって来る水鳥たちでにぎわっています。水鳥はプカプカと浮かんでいて観察しやすいので、初めて鳥を観察するにはもってこいです。さあ、冬だけのお楽しみ、水鳥たちを観察しに、双眼鏡を持ってでかけましょう!【連載】発見せよ! #1 厳冬対策!花と昆虫の最強タッグ! https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/73#2 落ち葉の秘密とハガキ作り https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/74#3 冬に楽しい!水辺に浮かぶ水鳥の不思議 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/84#4 冬芽ウォッチング http://gogo.wildmind.jp/feed/howto/88#5 春はどこからやってくる?https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/98

  • 原 一浩

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    アクアテラリウムというのは、アクアリウムとテラリウムが合わさったもので、水生生物と陸上生物の過ごす水辺を再現したものです。前回、アクアテラリウムによる水生生物の飼育環境をつくってみました。これで完成! と言いたいところですが、アクアテラリウムに完成はありません。水槽の環境が悪くなると、たちまち自然の循環も機能しなくなり、みるみるうちに水質も悪化していきます。そして、生物も死んでしまうのです。そこで今回は、アクアテラリウムの真骨頂ともいうべき、日々のメンテナンスについて解説します。小さな自然を作り上げることで、普段、循環している大自然への見方が変わるでしょう。

  • 井上綾乃

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    海辺の生物は、どのように水の中で暮らしているのでしょうか?海水の透明度が高いと陸からも魚影を確認できますが、基本的に海面は太陽の光によって反射し、陸からは魚の姿はあまり見えません。しかし、もし水の中をデジタルカメラなどで撮影できれば、さまざまな生き物の姿を観察できるでしょう。私たちが普段食べている魚や貝、甲殻類や軟体動物は、潮の満ち引き、流れや透明度、めまぐるしく変化する海中でたくましく生きています。こうした生物のイキイキとした姿を観たり、自分で魚がいるポイントを現地で探すことは、自然界を理解するひとつの手立てとなるでしょう。海辺の場合、「磯」や「堤防・桟橋」が生き物に出会えるオススメのスポットになります。防水のデジタルカメラを使って、海辺の生き物を観察してみましょう。ここでは、カシオのデジタルカメラ(EX-FR110HとEX-FR100)を使用します。カメラとコントローラーを分離して利用できるので、カメラを水の中につけて、撮影を行うことができます。EX-FR110Hは高感度撮影もできるので、暗い岩場もきれいに撮影できます。EX-FR100:http://casio.jp/dc/products/ex_fr100/EX-FR110H:http://casio.jp/dc/products/ex_fr110h/