HOW TO

How To一覧
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  • スキマの植物とは、文字通り、コンクリートやアスファルトのひび割れ、ブロック塀のスキマや割れ目など、思いがけない隙間に暮らす植物のことです。珍しい、と思うかもしれませんが…… 実際は、街中の私たちの身の回りは、そんなスキマの植物であふれています。しかもかなりの種数が街のスキマには暮らしています。まずは視線を、足元のスキマに向けて歩いてみましょう。100メートルと歩かないうちに、何か緑の植物を見つけられるでしょう。その感覚を保ったまま他の道も歩いてみましょう。続々と花が見つかりませんか? 花を見つけたら、その周りにも目を巡らせてみましょう。花に昆虫が来ていませんか? もしかしたら幼虫がいて、葉っぱをかじっているかもしれません。スキマの植物は、私たちにとって一番身近な自然であり、街中の生態系の重要な要でもあるのです。身近に暮らすスキマの植物を探しに出かけましょう。

  • MAKI UEDA

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    わたしたちは息をして生きています。それはつまり、常に何らかの匂い分子を吸い込んでいることを意味します。そのことに気づくか気づかないか、ポイントは私たちの意識にあります。香りや匂いに焦点を当てた散歩、アロマスケープに出かけて、嗅覚の地図を作ってみましょう。写真を撮ったり、匂いをスケッチしたり、言葉で形容したり、そのエリアを構成する匂いを探し出し記録します。複数人で一緒に歩くと、全く異なる匂いを発見するので、より興味深い発見があるでしょう。この体験を通して、嗅覚の使い方もトレーニングできます。学校では美術や音楽は習いますが、匂い香りについては学びません。嗅覚をトレーニングすると、そのまま呼吸のトレーニングにもなり、心身に良い影響をもたらすと言われます。匂いのする素材を収集して、「自然から匂いを抽出して香水を作る」と組み合わせても楽しいです。普段気づかなかった深淵な世界がじつはそこに広がっていたことに気づくでしょう。*「自然から匂いを抽出して香水を作る」:https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/153

  • 私たちの身近に生えている野草や山菜など。天ぷらやおひたしと言った、和食として食べるイメージが多いのではないでしょうか? 古くから日本人が食してきた野草・山菜ですが、「和ハーブ」*として捉えると、料理の幅がぐっと広がります。和ハーブも、西洋ハーブと同じようにオリーブオイルやチーズ、バターとも相性がよく、洋食にも大活躍する食材になります。また、料理のレパートリーが増えれば、草摘みの楽しさも倍増します。このHow toでは、庭にいつのまにか生えてきたり、里山を歩いていると道端に生えている身近な野草や山菜を集め、バターやクリームチーズと混ぜ合わせて、「和ハーブバター」と「和ハーブチーズ」として美味しくいただく方法を紹介します。なかには、スーパーで買えるものもありますが、自然に生えているワイルドな和ハーブは、香りも味も格別です! また、自分で見つけ、丁寧に採った新鮮な食材は、特においしいく感じること間違いなしです。「野草や山菜には興味があるけど、どのように食べていいかわからない……。」「和食より洋食派。」「おしゃれに自然を楽しみたい。」という方にはおすすめの「和ハーブバター」と「和ハーブチーズ」。見るだけではなく、触って、嗅いで、味見して、身近な自然の味覚を、楽しく味わってみませんか?*和ハーブとは?日本を故郷としてこの風土で育ち、伝統的に暮らしの中に取り入れられてきた有用植物のこと。和ハーブ協会による、和ハーブの定義は「江戸時代以前から土着化している植物で、香りが強く、薬効があるもの」とされています。

  • 久納鏡子

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    科学技術の発達によって、私たちの身の回りの自然の様子も10年前、100年前、1000年前と変わってきました。例えば、空気が澄んだ日の空に、飛行機から真っすぐに引かれた一筋の雲、飛行機雲は飛行機が生まれた100数十年前以前には、私たちが見ることができなかった雲です。あるいは、星がよく見える夕暮れ時、空をじーっと見ていると、星とも飛行機とも違う、ちょっと光の足りない小さな星、人工衛星がゆっくり空を移動しているのを見ることができます。この人工の星が生まれたのも、今から60年程前のことで、現在は大小、軍事、通信、観測など様々な衛星4000基以上が空に浮かんでいます。数十年で数千の新しい星が生まれたようなものですね。今では環境に馴染んで、存在することが当たり前になっているこれらの人工の雲や星を、今から150年前、明治時代の人達は見たことがなかった。今と150年前では、家の形や人々の着ているもの、持っている道具が変わっただけでなく、何万年も前から変わっていないように見える空ですら変わったということを改めて考えると、科学や技術が発達することは、自ずと私たちの周囲の自然の風景を変えていくことだということがわかります。このhow toでは、科学技術によって生まれた新しい自然「人工の自然」を発見し、観察することで、自然とは何か、あるいは私たちが自然だと思っているものは何か、再確認します。

  • つくらし

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    赤、オレンジ、黄、グレー、茶、白、紫、ピンク、ベージュ、緑、‥‥。これ、何の色だと思いますか? 実は、私たちの足もとにある土の色。「えー、そんな色の土、見たことない!」と思うかもしれないけれど、よく見てみると、あなたの身近なところにもさまざまな色の土があるはず。小さなシャベルとビニール袋を持って、どんな色の土があるか見つけにいってみませんか?そして、いくつかの色の土が集まったら、土絵の具をつくり、自由に絵を描いてみましょう。今までは、ただ「茶色」と一括りに見えていた土も、絵の具にして並べてみたら、色の違いに驚くはずです。さらに、土の色を手がかりに、さまざまな発見も得られるはず! さあ、挑戦してみましょう。

  • 中沢清

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    マウンテンバイク(以下「MTB」)は、名前の通り、山道(トレイル)を走ることを目的とした自転車です。競技スタイルや遊び方も多様にあり、急な斜面を駆け下りる「ダウンヒル」や、アップダウンのある少し長めの距離を走る「クロスカントリー」といったレース競技や、自然の中で自分のペースで野山を駆け巡る「トレイルライド」などがあります。使用する自転車も街乗り用とは違い、強い衝撃に耐えられる太いタイヤと丈夫なフレーム、ショックを和らげるサスペンションが付いており、石や木の根っこで凹凸した山道を走るために適しています。MTBを操ることで、ハイキングやランとは違った感覚が味わえ、体験の可能性が広がります。また、自然の中を駆け巡ることで、爽快感が味わえ、全身で季節を感じることができます。ここでは、MTB初心者の方に向けて、トレイルライドのはじめ方と楽しみ方を紹介します。

  • 林敏弘

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    皆さんはピンホールカメラ(針穴カメラ)を知っていますか?簡単に言うとカメラに必ず付いている「レンズ」が無いカメラのこと。レンズが無いのにどうして写るかって?代わりにとても小さい穴を使います。そしてその穴のおかげでちゃんと写真が撮れるのです。カメラ付きスマホの普及もあって、最近は誰でも簡単に写真を撮りますね。SNSにアップする人も多いです。では、なんで今どき「ピンホールカメラ」なのでしょう?それはレンズのカメラでは撮れない「光の柔らかさ」や「ゆったりと流れる時間」が、ピンホールカメラで撮った「ピンホール写真」では表現できるからです。アプリで加工する必要もありません。これまでのピンホールカメラは箱や缶などを利用して作り、印画紙やフィルムで写す方法が一般的でした。印画紙を利用する場合は暗室も必要ですし、現像の薬品も使わねばならず、ちょっと試すにはかなりハードルが高かったのです。でも近年デジタルカメラが進歩して、簡単にデジタルのピンホールカメラを作って撮ることができるようになりました。ぜひ皆さんも挑戦してください。そして、その魅力を存分に味わいましょう。

  • 永田美絵

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    一年のうちで、明るい星がもっとも多い冬の星空。寒いからと家に閉じこもらず、ぜひ夜空を見上げてみましょう。都会の夜空でも案外たくさんの星を見つけることができます。冬の星をめぐるには「冬のダイヤモンド」を探すのが一番!冬のダイヤモンドとは、冬の夜空に輝く明るい星を結んだ6角形のことです。まるで大きなダイヤモンドが輝くようだということで、冬のダイヤモンドと呼ばれています。冬のダイヤモンド探しに必要なのは、温かい服装と心のゆとり。これでもか!というくらい温かい服装で、午後8時くらいに南の夜空を見上げてみましょう。おうちの窓やベランダが南向きでしたら、まずは部屋の電気を消して目を慣らしてください。最低10分間は星を見て、明るさや色、星の並びをじっくりと観察します。星は一つ一つみんな違います。冬のダイヤモンド付近の星は、そんな星の違いを見るのにも適しています。さあ、それではそろそろ冬のダイヤモンド探しの旅に出かけることにしましょう!「外に出て宇宙を見上げよう!」https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/139

  • 柴山元彦

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    水晶(すいしょう)、ヒスイ、ガーネット、……。憧れの天然石は、実は近くの川原や海辺で簡単に見つけられるのを知っていますか?特に日本は、石の種類が豊富で「石の標本箱」とも言われており、世界で約4,500種あるとされる鉱物のほぼ半分以上が日本で見つかっています。これらは、おおよそ何億年も前に自然によってつくり出されたもので、長い年月を経て削り出され、私たちにも比較的アクセスしやすい川原や海辺などに流れ着きます。天然石(一部を除きほとんどが鉱物)を手にすることは、いわば地球の成り立ちに触れるきっかけになります。このHow toでは、初めて天然石を探しに行こうという方のために、川原や海辺で比較的簡単に見つけられる「水晶」を例に、天然石を探す方法を紹介します。川原や海辺の石は、意識を向けなければただの石ですが、見方を変えると宝物にもなります。自分だけの宝物を探してみませんか?

  • 今野恵菜

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    正確な数値は必要ないけど、「この棒の大体の長さを知りたい」「ここからあそこまでの大体の距離を知りたい」というシチュエーション、結構あるんじゃないでしょうか?しかし、そういう時にいつも定規や巻尺を持っているとは限りません。ましてや、山や森などの自然のなかでは尚の事。「身体ものさし」をインストールしておけば、その場ですぐに「ざっくり」とした長さや距離を知ることが出来ます。さらに、そのものさしを組み合わせれば 、定規や巻尺では到底測ることができない高い木や建物の高さも「ざっくり」測ることが出来てしまいます。このHow toでは、使いやすい2つの「身体ものさし」を身体にインストールする方法と、その2つのものさしを組み合わせた「間接測定」の方法を紹介します。

  • MAKI UEDA

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    自然の中を歩き、花や葉っぱなどの素材を収集して、匂いを抽出し、カンタンな香水を作りましょう。自然界には匂いがあふれています。今回はチンキ法という、古来より人類が用いてきた原始的な抽出法を用います。香りをまとうためのファッション香水を作るのではなく、そのほのかな自然の香りを楽しみます。いわゆる昔のバニラエッセンスは、天然のバニラビーンズをアルコールに浸して香りを移したものです。(茶色い液体の方です。最近の透明のものは合成香料で作られたものが多いんです。)アルコールに浸して香りを移すこの方法と要領は同じです。今回はアルコールの代わりにウォッカを使います。梅酒や果実酒を作るのとも似ています。もし台所にある食品から香りを抽出すれば、「食べられる香水」になります。レモンで作ればレモン香水となり、魚料理にシュッとひとふきするのも楽しい食卓の演出ですね。同様に、例えばペットの匂いが染み付いたぬいぐるみを素材とすれば、ペットの匂いが抽出できます。匂いがする物であればたいてい、抽出できます。色々な素材で試してみてください。子どもも大人と一緒に楽しめますので、夏休みの自由研究ネタとしてもお使いください。

  • 自然の中に入っていくと、風景に目を奪われるだけでなく、身体や足でもいろいろな心地を感じ取ります。砂利道や落ち葉道のような音が聞こえてくる道もあれば、芝生や砂地の沈み込み方、ぬかるみで体のバランスが不安定になるなど、全身でその土地を感じることができます。目に見える光景だけでなく、大地を踏みしめる感覚から、自然をより深く味わってみませんか?実際に自然の中に足を運んで、身体で得たその土地の体験を、HapticScape(ハプティックスケープ)と呼んでいます。このHow toでは、自然を通して得られる多様な触感を視覚情報に置き換えて、主観的な感覚である「歩き心地」をHapticScapeとして描きます。自分の主観的な体験を俯瞰して眺めてみることや、他の人と共有することを目標に取り組んでみましょう。HapticScapeをつくる手順は大きく3つに分かれます。第一に、自然の中に分け入って「歩き心地」をゆっくりと確かめます。そして、その体験を視覚的なハッチングで表現し、記録してゆきます。ここでいうハッチングとは、線画によるテクスチャのことを指しています。第二に、歩いた自然の中で、特に印象残った場所の風景をスケッチとして描きます。最後に、はじめに記録したハッチングを、描いたスケッチに書き込みます。

  • 宮原 悠

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    だんだん気温が低くなり、空は澄み渡り、焚き火が恋しい季節になってきましたね。そんな時大人気なのが、温かい食べ物。中でも焼きいもは、焚き火とセットの定番おやつ!昔は石焼きいも売りのトラックをよく見かけましたが、最近はスーパーでも見かけます。アウトドアで気軽にチャレンジできる焼きいも、上手に作ろうとするとなかなか奥が深いもの。ちゃんと火が通っていない、思ったより甘くない、焦げてしまった、、、皆さんも苦い経験があるのではないでしょうか? 今回は、キャンプでは一般的な、ピラミッド型の焚火台を使って、美味しい焼きいもの作り方をご紹介します。さつまいもが甘くなる仕組みを理解すると、誰でも簡単に甘い焼きいもが作れるようになります!科学の視点から芋を理解して、この冬、焼きいもマスターを目指しませんか?※注意事項・調理をする際は、やけどなどに十分注意して、必ず大人と一緒に作業するようにしましょう。

  • 川口拓

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    本格的な冬になってきました。外遊びをちょっと尻込みしてしまう方も、中にはいるのではないでしょうか?実は、冬のアウトドアには沢山の魅力があります。キーンと音が聞こえそうなほどに空気が澄んでいること、背の高い植物の姿が控えめになり見晴らしがとっても良いこと、キャンプ場がとても空いていること、焚き火の魅力を一層感じられることなど、、、楽しまなければ勿体無い、素敵な季節なのです!今回は、ネイティヴアメリカンの教えを交え、私の人生を変えたと言っても過言ではない、寒さなど全ての「不快」が好きになるかもしれない発想転換法をご紹介します。(今回の写真は全てイメージです)

  • 成瀬洋平

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    東京オリンピックの新種目に決まり、テレビなどでも取り上げられることが多くなった「フリークライミング」。カラフルなホールド(手がかり)が取り付けられたクライミングジムがたくさんでき、仕事帰りにひと汗流す人も多くなっています。でも、「フリークライミング」の魅力はやっぱり自然の岩を登ること。自然がつくり出した岩の形を読み解きながら、自分の身体だけで登れば、人工壁にはない喜びを味わえるはずです。すでにクライミングジムに通っている人も、これから始めてみたいと思っている人も、ぜひアウトドアの岩場に出かけてみましょう。ここでは、「フリークライミング」の始め方から、自然の岩場へ行くためのステップをご紹介します。