森、海、川、山、原……。さまざまな環境が生き物観察のフィールドになりえますが、なかでも多様な生き物を一度に目にできる場所が潮だまり。魚や貝、カニ、タコ、ヒトデといったバラエティに富む面々を特別な道具や修練なしでも簡単に見ることができます。潮だまりにこんなにも生き物が多い理由は、潮の満ち引きに合わせて陸と海が入れ替わる特殊な環境だから。大潮の日の数時間、海が公開してくれる生き物の世界をのぞいてみませんか?\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから
海や山、川といったフィールドに出かけたとき、身体はさまざまな情報を感じ取ります。空気の冷たさ、草の匂い、目に射す光、頬をなでる風、土の感触、虫の声……。 素晴らしい体験をしたとき、私たちはその場の記録を残します。いちばん身近な手段としては、撮影が挙げられるでしょうか。しかし、残念なことに嗅覚や触覚、味覚などについては、個人の体験を客観的な記録として残す術は開発されていません。 ところが「記録して再生する」という点で、視覚と同じように情報を残せる感覚がもうひとつあります。それは「音」です。音の情報は写真や映像を残すように、その瞬間、その場にあったものを記録して繰り返し再生できます。 そして、写真よりも優れた点として、音の情報は個別のものを重ねてひとつにすることができます。 小鳥のさえずり、梢を鳴らした風、沢の水音、カエルの鳴き声……。それらを個別に録音してあとで重ねれば、そのフィールドの音の景色をひとつにまとめあげられます。必要な道具はちょっといいレコーダーといくつかの機器だけ。あなたも、フィールドに満ちる音を採集してみませんか。\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから
あらゆる野外活動やサバイバルの大前提となるのが「自身の身を守れる場所の確保」です。風雨から簡単に身を守れる場所がない野外では、体を濡らさずに休憩できる場所を用意しておくことと、それをスムーズに設営できることが重要です。悪天候からエスケープできる場所として、もっともシンプルなツールがタープ。屋根だけの簡素なシェルターではありますが、幕とロープだけで設営できるので持ち運びの際に軽量で、その下で焚き火ができるなどテントにはない汎用性もあります。そんなタープを使いこなすなら、自在金具のないシンプルなロープで設営するのがおすすめ。ワンアクションで張り綱のテンションを調整できる自在金具は便利なものですが、地面の状況によってはかえって使いづらいことも。その点で、ただのロープなら状況に応じてアレンジが可能です。どんな場所でもタープを張れるようになるには、ロープワークの本質を理解していくつかの結びを覚えることが必要です。タープの設営を通じて基本となる結びの意味と効果を意識すると、そのほかのロープワークも自然に身についていくでしょう。\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから
食卓に欠かせない伝統食のひとつ、豆腐。日本人にはとてもなじみ深い食材ですが、実際に作ったことのある人は少ないのではないでしょうか?豆腐の素材は大豆を絞った豆乳とにがりです。豆乳に含まれるタンパク質をにがりで固めることによって豆腐は作られます。それでは、にがりとはいったいなんでしょう。その正体は海の水。海水を煮て水を蒸発させると、最後に塩といくつものミネラルを含んだ溶液が残ります。この溶液がにがりです。にがりと塩を作るのは簡単。海水を煮詰めて濾すだけで塩とにがりを分離できます。いくつかの鍋と豆乳があれば、自分で取ったにがりで豆腐を作ることができます。今度の海遊びでは、美味しい豆腐を海の水から作ってみませんか?\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから
虫のこと、嫌いですか? 私は好きです。多くの人に虫のことを好きになって欲しいです。なぜかというと、虫や草が好きになると、それまでとはちょっと違う世界が見えてくるように思うのです。「虫たちのように、ヒトも自然の生態系の一部になるような暮らしがしたい!」そんな思いから田舎に移住し、畑をつくり、そこを虫草農園と名づけました。野菜を育てることで虫や草が育ち、畑に集まってくる生き物たちに小さな生態系をつくってもらい、彼らの力も借りながら人はほどほどの分け前をいただく。虫草農法では、収量の最大化より多様性を高めることを目指し、生き物とともに野菜をいただきます。虫や草にも手伝ってもらう農法の魅力を、いま絶滅に瀕している里山生物たちに代わって、紹介したいと思います。\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから
自然のなかには、「1/fのゆらぎ」と呼ばれるものがあります。聞いたことがある人も多いのではないかと思いますが、このゆらぎは、人をリラックスさせ、心を落ち着かせる効果があると言われています。「1/fのゆらぎ」とは、どのようなものか調べてみると、「予想できそうで、予想することがむずかしい、意外性を含んだ規則的な動き」と説明されています。規則的なのに予測できない…。なんだか、矛盾したような説明ですが、例えば、焚き火の炎を思い出してみましょう。炎の大きさや形は次の瞬間、どのようになるのか正確に予測するのは難しいですが、まったく予想できない状態に変わることはありません。炎は、心地よく穏やかな変化を刻々と繰り返しています。ときおり、意外な変化を見せながら…。これが、「予想できそうで、予想することがむずかしい、意外性を含んだ規則的な動き」です。自然のなかには、このようなゆらぎがたくさんあります。このHow toではあなたが心地よく感じる1/fのゆらぎを見つけに出かけてみたいと思います。\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから
日々の生活のなかで生み出される家庭ゴミのうち、全体の3~4割にも及ぶ生ゴミ。そして、生ゴミの8割を占めるのが水分です。収集されたゴミは焼却場で灰にされますが、燃えることのない水を蒸発させつつゴミを焼却するのは、とても非効率です。自治体によっては生ゴミを減量するために電気式のコンポスターの購入に補助金を出すところもありますが、生ゴミの軽量化や分解のために電気を使うのは、焼却場とは別の場所に負荷をかけかえるようなもの。生ゴミの元は命ある食材です。灰にして埋め立ててしまえば命の循環から外されてしまいますが、ある処理方法を行なえば、生ゴミはもう一度命の環のなかへ戻っていきます。焼却場の負担を減らし、収集日までに発する悪臭を防ぎ、処理にエネルギーを使わず、生ゴミを再び生かすその方法とは……土に埋めること!自然界には生き物の亡骸を土に戻すシステムが働いています。この力を使って庭先で生ゴミを分解してみましょう。\ PRO TREK PRW-61 × WILD MIND GO! GO! /ケース・バンド・裏蓋に、植物由来の再生可能素材「バイオマスプラスチック」を採用したPRO TREKのエコモデル!詳しくはコチラから
「冷蔵庫に残っているありあわせの食材で作った料理がすごく美味しかった」「いつか使えると思って残してある箱や瓶などがたくさんある」そんな人は「ブリコラージュ」に向いているかもしれません。今回のテーマである「ブリコラージュ」とは、モノづくりの方法のひとつで【寄せ集めの材料や道具を使って手作りすること】を意味します。その語源は、「ブリコレ bricoler」というフランス語の動詞で、ボールが跳ね返る/犬が迷う/馬が障害物を避けて直線から逸れる、といった「偶然起きてしまった動き」を表す言葉が由来となっています。つまり計画的に準備、設計するのではなく、身のまわりにあるモノを集めて、モノから発想を得ながら新しいモノを生み出す手法なのです。今回のHowtoでは「ブリコラージュ」の面白さを学びながら、寄せ集めで作るひとつの例として、WILD MIND GO!GO!編集部がブリコラージュした簡単な「ランタン」をご紹介します。モノから広がるアイデアや、偶然性を取り入れることで生まれる迷いや戸惑いを楽しみながら、自分だけのモノづくりをしてみましょう!
人間が生きていく上で必要不可欠な「水」。健康な大人は、1日に体重1kgにつき約35ミリリットルの水が必要と言われています。これは体重50kgであれば約1.7リットルにもなり、山や森の中など、数日間野外で生活するとなると、持ち運ぶのもひと苦労です。サバイバル技術の中には、河川や湧水から水を採る方法がありますが、もし近くに水源がない場合にはおすすめの方法があります。それは、地面に穴を掘って、草木や地面が持つ水分を気温差を利用して集める方法です。集めた水は濾過や蒸留、煮沸が必要ないので、そのまま飲むことも可能です。ここでは、実際に森の中で気温差を利用して水を集める方法を紹介します。必要なのは、マグカップと大きめのポリ袋、そして穴を掘るためのシャベルのみ!簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。注意※野外での飲料水の採取には危険と責任が伴います。安全に自信が無いときは口にしないでください。※この記事は、水の採取方法をご紹介するもので、安全性を保障するものではありません。※気温が氷点下を下回ると水が凍って使えない手法なので、氷点下を上回る環境で挑戦しましょう。
一歩外に出るとさまざまな場所に、木はたくさん植えられています。そして、木の幹や枝が切られると断面に現れるのが「年輪」です。木が一つ年を取るごとに年輪の輪っかが一つ増えていくことはみなさんもご存知かもしれませんが、それ以外にもその木がどんな環境にいてどのように生きていたか、年輪にはその道筋が刻み込まれています。もちろん、年輪は断面の一つに過ぎないので全てがわかることはありませんが、年輪から得られる情報は多いです。また、年輪は一年中観察でき、街中の公園樹や街路樹など身近に見つかるのが嬉しいところ。年輪を探して、木の一生を読み取ってみましょう!
冬枯れの樹木を見上げて、「あれ?あんなところに鳥の巣が?」と思うものがあったら、それはもしかしたらヤドリギかもしれません。樹上にポンポンと丸いものがついている様子は、可愛らしくもあり、不思議でもあり、植物好きな人でなくても、つい気になってしまう存在です。今回はそんなヤドリギがどんな植物なのか、せまっていきたいと思います。ヤドリギは冬以外の季節でも見ることができますが、冬に観察するからこそ楽しめる現象があります。今年の冬はヤドリギのことをよく知って、気になる存在にしてみましょう。「半径100mで探す!冬芽の顔あつめ」https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/224「植物の謎解き ひと足早く春の植物観察に出かけよう!」https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/226「早起きの植物を探しにいこう!」https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/232「秋は、植物の旅を観察しよう!」https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/237
地球からおよそ1億4960万km離れた場所に位置する太陽。太陽を飛び出した光は、そこから8分20秒かけて地球に到達し、あらゆる生命を養う源となります。ソーラーパネルはこの光を電気に変換することを可能にしましたが、特別な装置がなくても、太陽光をエネルギーとして利用することができます。なかでも簡単かつ効果的な道具が「ソーラークッカー」。太陽光を一点に集中させることで、お湯を沸かしたり、食物を加熱します。ごくごく少量の素材で作れて燃料を使わず、二酸化炭素もススも出さないソーラークッカーは、もっとも環境負荷の小さい加熱器具。製作・使用するうちに、エネルギーと資源について学ぶことができます。
植物は地面に根をおろし、芽生えた場所で一生を過ごします。その場から移動しない生き方は、手足を使って移動する動物との大きな違いと言えます。ですが、植物にもその一生のなかで、えいっと遠くに移動する時があります。それは、植物が実や種となった時です。動物にくっついたり、羽を生やして飛んで行ったりと、旅をするのに適した姿に一時的に変身し、親元を離れていくのです。秋は、そんな実や種の移動の工夫が観察しやすい季節です。植物たちのさまざまな移動の工夫を見つけて、秋の植物観察を楽しみましょう!「半径100mで探す!冬芽の顔あつめ」 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/224「植物の謎解き ひと足早く春の植物観察に出かけよう!」 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/226「早起きの植物を探しにいこう!」 https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/232
次の週末はどこの山へ行こうーー。そんなことを思いながら山の計画を立て、選りすぐった道具をパッキングする時間は、本当に楽しいですよね。憧れの山にも行きたいし、山友達が話していた初耳の山も気になるし。SNSで見かけたあの山はどこの山だろうとか、雑誌で目にした写真がとても印象的で近い将来の目標になったとか……。山の選び方も登山計画の立て方も、きっと人それぞれに個性が出るものだと思うのです。ぼくはというと、夜な夜な山の地図や書物などを広げてビールを飲む時間がこの上なく好きで、その流れで計画を立てることがたびたびあります。しかし、ただ「登山をする計画」を立てるわけではありません。山と掛け合わせる自分視点のテーマをもって、登山+αの楽しみ方そのものを考えるのです。というわけで、ここでは自分視点のテーマを見つけるヒントをいくつか紹介していこうと思います。関連記事:登山は知的な大冒険 文系登山に出かけよう!https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/183
まだもう少し夏の余韻は続き、その後は心地よい陽気の秋がやってくる!そんなわけで自然の中へ出かけたい・・・だけど今は我慢してなるべくお家に居ないと・・・。そんな時にピッタリな、皆さんを癒してくれる簡単&手軽な野草遊び「ヨモギのスチームテント」を紹介します。野草から出る薬効成分たっぷりの蒸気を、粘膜から取り入れる事で、お家に居ながら大自然を感じ、自分の身体が自然のパワーで満たされる感じがします!公園や土手にちょっと散歩に行くついでにヨモギを採取し、お家で実践してみてください。ヨモギが見分けられない、近所に野草が生えていない方などは、ティーバッグのハーブティーでも出来ます。そしてこのセルフヒーリングレシピは、スチームテントだけで終わらず、スキンローション、湿布というおまけヒーリングもついてきます!それでは早速やってみましょう。